JANOG 57.5 Interim Meeting

開催概要

名称 JANOG 57.5 Interim Meeting
日時 2026年6月19日 金曜日 14:00-(JST) 13:00開場
場所 KDDI株式会社 高輪本社 ( Google Map )
東京都 港区 高輪 2丁目21番1号 THE LINKPILLAR 1 NORTH
会場提供 KDDI株式会社
主催 日本ネットワークオペレーターズグループ
詳細 https://janog.connpass.com/event/392616/

配信情報

参加リンク こちらからご参加ください

タイムテーブル

Time Topic Speaker
13:00 開場 -
14:00-14:10 開会宣言・会場諸注意 JANOG運営委員会
14:10-15:10 プログラム1: 国際ネットワークについて理解を深めませんか? 通信インフラアドバイザー 川村 聖一
15:10-15:20 休憩 -
15:20-15:25 LT-1: 仮想化基盤の管理者権限を Claude Code に与えてみると何ができるか 佐々木 健
15:25-15:30 LT-2: OTG-MCP触ってみた〜トラフィック定義を自然言語で書く〜 株式会社NTTフィールドテクノ 奥村 陸
15:30-15:35 LT-3 AIエージェント × WANエミュレータによるゲームネットワーク検証の自動化 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 佐藤 元彦
15:35-15:40 LT-4: レンタルVPSでのネットワーク分離について調べてみた件 スパークスシステムズジャパン株式会社 若梅 友則
15:40-15:45 LT-5: イベント対応時に移動基地局を手配して混雑対策した結果 株式会社MIXI 相原 一輝
15:45-15:50 LT-6: XPO:eXtra-dense Pluggable Optics AIネットワークの為のプラグマブルオプティクスの再提案 アリスタネットワークスジャパン合同会社 土屋 師子生
15:50-15:55 LT-7: CRYPTRECがPQCリストを追加してきた 株式会社インターネットイニシアティブ 須賀 祐治
15:55-16:10 休憩 -
16:10-17:10 プログラム2: 野良BoFに対してのつぶらな瞳 アリスタネットワークスジャパン合同会社 土屋師子生
17:10-17:40 JANOG Open MIC JANOG運営委員
17:40-17:55 イベント告知タイム -
17:55-18:00 閉会宣言・懇親会説明 JANOG運営委員会
18:00-18:15 懇親会移動/準備 みんなで
18:15-20:00 JANOG57.5・懇親会(参加費1,000円) -
20:00 完全終了 -

プログラム概要

14:00-14:10 開会宣言・会場諸注意

  • 発表者
JANOG運営委員会
  • 概要
JANOG57.5 Meetingの開会を声高らかに宣言します!
会場諸注意をお知らせします。
  • 資料 なし

14:10-15:10 プログラム1: 国際ネットワークについて理解を深めませんか?

  • 発表者
通信インフラアドバイザー 川村 聖一
  • 概要
アジアの大半の国はNOGがあります。日本の近隣ではモンゴル、韓国、台湾、香港、フィリピンがそれぞれの国のNOGを開催しています。
NOG間の交流はAPRICOTなどの国際イベントで開催されたり、中心メンバーがお互いのNOGを訪問したりしますが、
国際イベントはここ数年ほとんど東南アジアで開催されています。
これは開催コスト上昇や投資先としての魅力など様々な理由がありますが、一般のNOGger同士が交流する事が難しくなってきていると感じます。
特に日本や韓国は通貨安が進み海外出張のコストがどんどん上がっています。
もう少し近隣の国・地域のNOGと、一緒にネットワークの課題解決について議論してみませんか?という提案です。

例えば、九州と韓国両方に接続する海底ケーブルが2030年までに3つ計画されています。過去25年間はKJCN1本だったのに。
これはどういう効果があるのか、誰にとって有益なのか、そのケーブルの先はどう通信するのか、複数の国・地域で議論すると、
よりアジアのネットワークについてのみんなの理解が深まり、単にビッグプレイヤーを利するだけでないインフラにつながる気がします。

そんな議論の機会を今年11月に大阪で開催されるPeering Asiaで企画してみたいと考えています。
このセッションでは、その前哨戦として、国際ネットワークやその課題について、一緒に考えてみたいと考えています。

15:20-15:25 LT1: 仮想化基盤の管理者権限を Claude Code に与えてみると何ができるか

  • 発表者
佐々木 健
  • 概要
バイブコーディングが世の中を賑わしています。プログラミング等の技術敵中身を意識せず、
「こんな雰囲気(Vibe)のアプリを作って」「このバグ直して」と自然言語で指示を出すだけで、AIに開発を丸投げして進めるスタイルです。
なんだか凄いなあ、と、どこか他人事ではありませんか?
ネットワークエンジニア、サーバエンジニアのお仕事も実はそんな感じで進めることができるようになってるんですよ。

本LTは、Claude Codeを使って、自宅内に作った仮想化基盤をいじっていろいろなことをやらせてみた、といういわゆるやってみた系LTです。 
手でインストールするととても面倒なソフトウェアってありますよね? こういうのも雰囲気でインストールできちゃうぞ、という発表になります。
- Prometheus + Grafana + Blackbox + Loki
- NetBox (+ Shumoku)
- containerlab
- OpenStack(DevStack)

15:25-15:30 LT2: OTG-MCP触ってみた〜トラフィック定義を自然言語で書く〜

  • 発表者
株式会社NTTフィールドテクノ 奥村 陸
NTT株式会社 中野 寛二
  • 概要
本発表では、OTG (Open Traffic Generator) と OTG-MCP に触ってみた結果をご紹介します。
OTGは、ネットワーク機器の検証に用いるトラフィックジェネレータ(TG)を、ベンダ横断で共通制御するためのオープン・ベンダ中立なAPI仕様です。
OTG-MCPは、OTG API経由でOTG対応のTGをAIエージェントから操作できるようにするMCPサーバです。
OTG/OTG-MCPを触ってみて見えた可能性と、現状の限界を共有します。

15:30-15:35 LT3: AIエージェント × WANエミュレータによるゲームネットワーク検証の自動化

  • 発表者
株式会社コナミデジタルエンタテインメント 佐藤 元彦
  • 概要
近年、動画配信や大規模イベントに伴うトラフィック変動によって、ゲームユーザのネットワーク品質が大きく影響を受けるケースが増えている。
こうした環境変化に対し、アプリケーション開発側としては迅速な検証と状況把握を行いたい一方、実際には検証コストや運用負荷の高さが課題となっている。

WANエミュレータを用いることで、比較的低コストで検証実施が可能ではあるが、
- 遅延・パケットロス・帯域制御など、多数のパラメータ設計が必要
- 検証パターンの組み合わせが流動的、かつ爆発しがち
- ネットワーク知識を持つ担当者への依存
といった問題があり、継続的かつ日常的な運用は容易ではない。

本セッションでは、JANOG43でも紹介したWANエミュレータをMCP対応させ、AIエージェントから自然言語ベースで制御できるようにした事例を紹介する。
AIエージェントが検証シナリオ生成、パラメータ調整、試験実行を補助することで、
- ネットワーク検証の自動化
- 検証ノウハウの平準化
- 非ネットワーク専門家による利用
- 大量シナリオ検証の効率化
がどこまで実現可能かを共有し、AI時代におけるネットワーク検証の新しい運用モデルについて議論したい。

15:35-15:40 LT4: レンタルVPSでのネットワーク分離について調べてみた件

  • 発表者
スパークスシステムズジャパン株式会社 若梅 友則
  • 概要
レンタルVPSを単独で利用中、隣接サーバ宛と思われるパケットをキャプチャできてしまう状況に遭遇しました。
そのため、利用サーバ宛のパケットが隣接サーバでキャプチャされてしまう可能性が懸念事項として挙がりました。

本LTでは、ユーザーがレンタルVPSでのネットワーク分離について調べた内容・VPS事業者のサポートへ問い合わせた結果・専門家の皆さんに確認したいこと
などを共有させて頂く予定です。

15:40-15:45 LT5: イベント対応時に移動基地局を手配して混雑対策した結果

  • 発表者
株式会社MIXI 相原 一輝
  • 概要
グレードレース開催時の競輪場では、来場者の方がスマートフォンで車券購入やデータ閲覧を行うため、通信品質が顧客体験に直結します。
本発表では、広島競輪場で携帯キャリア各社の移動基地局を手配し、通信混雑対策を実施した結果を整理しています。
測定の結果、全体として接続性に大きな問題はなく、問い合わせも発生しなかったです。

その一方で、キャリアごとに速度、遅延、電波強度の特性差が見られ、移動基地局の効果や必要性については今後も検証が必要であると考えています。

15:45-15:50 LT6: XPO:eXtra-dense Pluggable Optics AIネットワークの為のプラグマブルオプティクスの再提案

  • 発表者
アリスタネットワークスジャパン合同会社 土屋 師子生
  • 概要
OSFPは2016年に400Gへ対応可能なフォームファクタとして登場しました。
それから約10年が経過した現在、AIデータセンターにおける帯域幅の急速な要求拡大により、今年度の需要は1億個を超えると言われています。
OSFPは既存のテクノロジーだけでなく、新しいテクノロジーへの対応も実現可能であり、
400G/800G/1.6Tbpsへのスムーズな移行が可能な優れた熱設計に支えられています。 

本セッションでは、OSFPのメリットを更に発展させた「XPO(eXtra-dense Pluggable Optics)」の最新情報を共有し、
明日のAIネットワークファブリックや3.2Tbps以上のインターフェースに向けて、
皆様と共に考察できればと考えています。

15:50-15:55 LT7: CRYPTRECがPQCリストを追加してきた

  • 発表者
株式会社インターネットイニシアティブ 須賀 祐治
  • 概要
CRYPTRECが2026年3月に公開した暗号リスト最新版において,新たに「耐量子計算機暗号(PQC)リスト」を追加した背景を解説する.
さらにPQCリスト検討TFの新設,2026年度に予定される評価対象,TLS暗号設定ガイドラインの2027年度見直しに向けた検討事項を整理する.

16:10-17:10 プログラム2: 野良BoFに対してのつぶらな瞳

  • 発表者
アリスタネットワークスジャパン合同会社 土屋師子生
  • 概要
CRYPTRECが2026年3月に公開した暗号リスト最新版において,新たに「耐量子計算機暗号(PQC)リスト」を追加した背景を解説する.
BoF(Birds of a Feather)——「類は友を呼ぶ」の言葉通り、同じ興味を持つ人たちが集まる場です。 

JANOGでは、参加者の皆さんがカレンダー上で自由に企画・参加できる「野良BoF」が活発に行われており、
これがJANOGの多様かつ自律的なコミュニティ形成を実現している大きな要因の一つと言っても過言ではありません。
一方で、BoFの運用には、部屋の数や準備すべき設備など、様々な悩みが尽きないのも事実です。

そこで今回、JANOG Slackを通じて皆様にアンケートを実施いたしました。 
本セッションでは、そのアンケート結果を共有し、これからの野良BoFのあり方について、皆さんと“つぶらな瞳”で議論してみたいと思います。
また、2026年7月には愛媛県松山市にて「JANOG58」が開催されます。

JANOG58では一体どんな野良BoF部屋が用意されているのか、本セッションにて少しだけお先に公開いたします。

17:10-17:40 JANOG Open MIC

  • 発表者
JANOG運営委員

JANOG57.5懇親会(参加費1,000円)

  • ささやかな軽食を用意予定