JANOG49企画編成委員のくまもとです。

プログラム紹介のニュースレター第4弾としてDay3の12:00~13:00にSAIGOU (第一ホール)で行われる「レイヤ1 光伝送の不思議。光ファイバの中では、いろんなことが起こっています。」につきまして紹介させていただきます。

今回は登壇されるNTTエレクトロニクスの遠藤さんと、今回のプログラムの”仕掛け役”である同社の石井さんにインタビューを行いました。

左:遠藤さん 右:石井さん

JANOGに応募いただいた経緯を教えて下さい。

石井:今まで、展示会などには数多く出展をしてきましたが、JANOGには積極的に参加してきませんでした。
しかし、大垣で参加させていただいたJANOG48で参加者の皆さんの熱量に圧倒されてしまい、これは私達もこれからJANOGの場でも、いろんな情報発信と議論をしていかなければならないと思い、遠藤にお声がけしました。

遠藤:石井からすごく熱い思いを受けて今回登壇させていただくので、このインタビューに石井も参加させていただきます。

今回のプログラム内容につきまして紹介と議論したい内容をお願いします。

遠藤:今回は大きくわけて2つのセクションに分けています。
まずは光伝送の基本的な動作についてお伝えしたいと思っていまして、
よく皆さんからdBとdBmの違いがわからないといった話をよく聞きます。
損失を出すための方法などもお伝えします。
あとは波長分散など、できることはわかっているけど、どういった理論でできているのかなど、なかなか日本語での資料は少ないので、こういった技術についても説明したいと考えています。

石井:私は営業として、いろんな事業者さんにWDMを提案する立場でお話する機会が多いのですが、こういった話は皆さんからよく聞かれますね。
こういったことを理解した上で機材を導入いただけた方がトラブルの際の解決までの時間がグッと短縮できるのではないかなと思っています。

遠藤:そういった話を踏まえて、次の章では光ファイバの中で起こっている様々なトラブルと対応を紹介していきたいと思います。

石井:ここからは、一例としていくつか弊社が観測した現象と、その対策をお伝えした上で、普段から光ファイバ伝送を利用されている方々と「こういったトラブルにあった」とか「こういった場合どうすればよいか」みたいな議論を一緒にできたらなと考えています。

最後に一言お願いします。

遠藤:JANOGの皆さんに、もっとL1の事を知っていただいて、安定した回線運用の手助けになれればと考えています。

石井:今後。JANOGで光伝送だけではなく継続的に様々な発信をしていきたいと考えています。その中でも弊社が培ってきた光伝送のノウハウについてまずは共有させていただき、ご意見をいただくことで今後の発信内容のネタにも繋げていけれればと考えています。熱い議論を楽しみにしています!



ありがとうございました!
改めて、このセッションはDay3の12:00~13:00より開始されます、皆様お楽しみに!!