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概要

巧妙な手口でオンラインサービスの利用を狙うフィッシングはここ 2 年間で報告数が約 8 倍と急増しており、社会へ大きな影響を及ぼしています。

特にサービスの本物のドメインやメールアドレスを使った「なりすまし」フィッシングメールが急増し、現在、全体の半数以上を占めています。もちろん、これらのメールは送信ドメイン認証技術 DMARC を導入していれば判別できますが、日本国内事業者のメールサービス利用者の環境において、DMARC 対応は十分とはいえません。

本セッションでは、前回の JANOG48 後のフィッシングの最新の手口や関連情報のアップデート、送信ドメイン認証技術導入の効果について事例を示すとともに、フィッシング被害が増え続けている日本の現状を乗り越えて行く方法を皆さまとともに考えていきたいと思います。

場所

TOUGOU (第二ホール)

日時

Day3 2022年1月28日(金) 10:00~11:00(1時間00分)

発表者

櫻庭 秀次
JPAAWG / (株)インターネットイニシアティブ

SAKURABA Shuji (JPAAWG (Japan Anti-Abue Working Group) / IIJ (Internet Initiative Japan Inc.))

平塚 伸世
フィッシング対策協議会 / JPCERT コーディネーションセンター (JPCERT/CC)

HIRATSUKA Nobuyo (Council of Anti-Phishing Japan / Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center (JPCERT/CC))

公開資料

事前資料:増え続けるフィッシング被害に今、我々ができること - JANOG48 Meeting

当日資料:

発表資料(櫻庭さん)

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