企画編成委員の狩野・神谷です。
JANOG50のプログラムタイムテーブルが決定しました!
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog50/program-ja/

今回も多数のプログラム応募があり、プログラム委員の事前採点(1.有益さ、2.明確さ、3.新発見:各5点満点)を元に、
各プログラム委員がタイムテーブル案を考え、各タイムテーブル案を戦わせた結果、「最強プログラム」が決まりました。

そこでJANOG50プログラムタイムテーブル作成者(=最強の男)のプログラム委員 古田 陸太さんにお話を伺ってみました。

【社会人1年目 期待の新人!古田さんについて】

古田さんがJANOGを知ったきっかけは?

修士のときに繋がりのあった柏崎先生からJANOGを紹介してもらったことがきっかけで、JANOG48に初参加・初スタッフ(プログラム委員)を経験しました。
JANOGでは新しいネットワーク技術について活発に議論がされていてとても面白く衝撃的でした。
今回のJANOG50は社会人1年目で、2回目の参加(プログラム委員も2回目)になります。

若手としてプログラム委員の活動をすることにプレッシャーを感じたりしますか?

正直なところ、登壇者と一緒に発表プログラムを作っていく打合せはプレッシャーを感じることがあります。
打合せの中では分からない単語が飛び交うと、置いて行かれないようにと、頭をフル回転させて頑張ってます。
プレッシャーはありますが、登壇者との打合せは発表時には聞けない裏話もあって、新しい発見ばかりでとても楽しんでいますね。

【プログラム編成と推しプログラムについて】

JANOG50のプログラムタイムテーブルをどういう視点で作成しましたか?

主に以下の方針でプログラムタイムテーブルを作成しました。

・プログラム委員の事前採点で得点の高い順にプログラムを採用(プログラムタイムテーブル作成時の必須ルールだった)
・各プログラムの間に休憩を挿入し、休憩時間をホール間でそろえる
・各日の最後には事前投票で人気の高かったプログラム(=盛り上がりそう)を配置

登壇者が発表しやすい、参加者が参加しやすいタイムテーブルを心がけて作成していました。
例えば、各プログラムの間に休憩を挿入することで、機材トラブルなどが発生してもバタバタしない、会場間の移動する時間を十分に確保して発表者も参加者も落ち着いて議論できるようにしています。

プログラムタイムテーブル作成で難しかったことはありましたか?

プログラム応募の数が多いことは喜ばしいことなのですが、すべてを採用出来ないことがとても悩ましかったです。
何度も3つの会場で並列にプログラム発表ができればいいのに、、と思いながらタイムテーブルを作成していました。
JANOG50会期中には野良BoFがあるので、泣く泣くごめんなさいしたプログラムの目的が合えば、野良BoFで一緒に盛り上げていければと思っています。

古田さんおすすめの注目しているプログラムは何でしょうか?

プログラム委員の間でも人気が高かった “Change.警察庁も変わりました ~サイバー警察局のお仕事~” ですね。
新たに誕生したサイバー警察局の話は、普段の業務からは聞けない話なので、発表当日が今から楽しみです。

また、”ローカル5Gで無線映像伝送やってみた” もとても楽しみにしています。
競輪におけるローカル5G活用に関する発表で、これほどローカル5Gを活かした取り組みは見たことが無く、どんな発見があったのか早く聞いてみたいです。

最後に参加者へのメッセージをお願いします。

若手や初参加の方は少しでも興味のあるセッションがあれば是非見てみて欲しいですね。
プログラムを聞いてJANOGが面白いと思ったら、是非プログラム委員として参加することをおすすめしたいです。
また、ベテランJANOGerにお願いですが、JANOGを知らない若手に面白いものがあるよ、と紹介してもらえると嬉しいです。