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概要

LINEのデータセンターネットワークは拡大を続けており、それに伴ってネットワーク設定を自動化するネットワークオーケストレータへの要求も多様化しています。

LINEでは以前からネットワークオーケストレータを導入していましたが、多様化する要求に対応するために全く新しいアーキテクチャでネットワークオーケストレータをリニューアルしました。この新しいネットワークオーケストレータは、Ansible、Docker、etcd、Pyang等の一般的かつオープンなツールを活用して以下の課題を解決するよう開発されました。

マルチベンダー対応
管理対象機器の増加に適応するスケーラビリティ
「HTTPリクエスト受信時の設定反映」、「スイッチへのサーバー接続時の設定反映」等の最適なタイミングで設定反映を行うための各種トリガーの提供
ヒューマンエラーの防止
「誤った設定による管理機器一斉アップデート」等の自動化によって引き起こされる問題への対応
上記の項目は、LINEに限らず多くのネットワークオーケストレータが抱える共通の課題かと思います。

本セッションでは「LINEのネットワークオーケストレータが上記の課題をどのように乗り越えたか」を紹介し、「ネットワークオーケストレータが抱える課題とそれをどう乗り越えるか」について議論したいと思います。

場所

SAIGOU (第一ホール)

日時

Day2 2022年1月27日(木) 12:00~13:00(1時間00分)

発表者

福田 守昴
LINE株式会社

Subaru Fukuda

公開資料

発表動画

※発表者が発表部分のみを公開しているyoutubeです

事前資料

LINEのネットワークをゼロから再設計した話

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