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概要

Segment Routing (SR) を導入したネットワーク環境下において IGP メトリックやリンクの遅延値 (delay) に基づいて動的に SR-TE のパス計算を行うためには、SR Controller と呼ばれるような Path Computation Element (PCE) が必要不可欠でした。しかしプロトコルの成熟とともに、今日では PCE を用いることなく、ルータ上で動的に SR-TE のパス計算ができるような技術も登場してきました。この結果、ネットワーク運用者の立場としては、これから SR を用いたネットワークを設計ないしは運用するにあたり、コントローラーによる中央集権的なパス計算とルータ自身による自律分散型の制御のどちらが適しているかを比較・検討する必要性が出てきました。

本セッションでは PCE による SR-TE の手法と、コントローラを用いない SR-TE の手法について紹介し、それぞれの技術でどのようなことが実現できるかについてご紹介いたします。

また、聴衆の皆様からも SR (SR-MPLS/SRv6) を適用したネットワークにおける TE の経験を共有していただき、躓いた点やそれをどのように解決したかについて議論できればよいと考えております。

場所

TOUGOU (第二ホール)

日時

Day1 2022年1月26日(水) 18:30~19:00(30分)

発表者

鈴木 恒平
ジュニパーネットワークス株式会社

Suzuki Kohei (Juniper Networks, K.K.)

公開資料

事前資料

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