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概要

近年のソフトウェア開発はクラウドネイティブが主流となり、Infrastructure as Codeでインフラを定義しGitOpsでデリバリするために様々なOSS・プラクティスが生み出されています。
一方で、ネットワーク装置のプロビジョニングは旧来の手続き的な方式から大きくは変わっていません。CNCF界隈で生み出されたInfrastructure as Codeの技術やプラクティスはネットワーク装置のプロビジョニングにも適用可能であり、それらを活用したネットワークオペレーションの高度化を模索しています。NTTコミュニケーションズでは、クラウドネイティブなアーキテクチャで構成された新しいネットワークコントローラを開発しました。このネットワークコントローラは、CUE言語、Kubernetesカスタムオペレータ、FluxCD、gNMIなどを用いて構成されており、宣言的なプロビジョニングを実現しつつ、モデルドリブンなアプローチによりネットワークサービス開発におけるビジネスロジックの実装を簡単にします。

本セッションでは、キャリアでのネットワークサービス開発における課題、CNCFのIaC・GitOpsの最新トレンド、それらを用いて開発した「新しいネットワークコントローラ」のコンセプトと実現方式について紹介します。クラウドネイティブなアーキテクチャとIaCのプラクティスをネットワークサービス開発にどう活かすかについて、実例を交えながらみなさまと議論したいと思います。

場所

ふじさんホール

日時

Day3 2023年1月27日(金) 13:30~14:30(1時間)

発表者

奥井 寛樹
NTTコミュニケーションズ株式会社

Hiroki Okui (NTT Communications Corporation)

公開資料

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