JANOG51 企画編成委員(Org)の西村です。
Day2(2023年1月26日)11:30からふじさんホールで行われる「自社サービスの IPv6 対応、最初の一歩が長かった」の発表者である、
株式会社ビットフォレスト 野村 健太郎さんにお話を伺いました。


上段:担当PC石川、野村さん
下段:Org西村、Org川越、PCチェア國武

プログラムに応募したきっかけを教えてください

西村:今回初登壇されるということですが、プログラムに応募したきっかけを教えてください。

野村さん:自社サービスのIPv6対応について半年強調査をしていて、 一区切りがついた時、せっかくだし話せるものは発表したいなあという思いがありました。そしてちょうどその時、JANOG51のプログラム募集の案内を見ました。

私自身がネットワークレイヤーは専門ではなかったことや、普段のJANOGは高レベルの議論がされているなと思っていたのですが、 JANOG51のテーマは”動き出す、一歩”とあり、 これなら私でも話せそうと思ったのがきっかけです。

川越:テーマが違ってたら応募してなかったでしょうか。

野村さん:入門レベルの発表がいけるのであればと思ったので応募した部分はあります。いけないのかなと思ったら応募してませんでした。

プログラムの内容について教えてください

西村:プログラムの内容を少しだけ教えてください。

野村さん:IPv6初心者がサービス導入レベルまで、IPv6を学習した道のりを紹介します。
DHCPv6の挙動や、不正RA(Router Advertisement)対策を考えたり、試行錯誤したり..など、 全体的な話ができたらなと思っています。

最初の一歩は長かった?

西村:タイトルにも「最初の一歩が長かった」とありますが、どれくらい長かったのでしょうか。

野村さん:本やRFC、JANOGの過去発表資料などをひたすら見て勉強し、最初はとにかくインプットしました。
ひたすらメモを取り、まとめていきましたが、まとめたメモはA4で100ページぐらいの量になりました。

参加者とはどのようなことを議論したいですか?

西村:参加者とはどのようなことを議論したいですか。

野村さん:今回の発表では、IPv6初心者がIPv6をゼロから勉強して、技術面でハマったことをお伝えしたいと思っています。

そして、自分の中では「こうではないか」という結論を出しましたが、 みなさんから見て「自分のやり方はあってたかな?」というのを知りたいです。

また、不正RA対策はみなさんどうされてるのかな?と気になっています。
そういう議論ができたらいいなと考えています。

國武:すでにIPv6を構築してきた人からすると、あるある、ここでハマるよねとうなずきながら聞けるのかなと思いますし、もちろん、IPv6を全く知らない人も楽しめるし、いろんな視点からの議論ができそうですね。
○○の設定を○○してたはずなのにこうなったとか。(内容はマスクしてます)

野村さん:まさにその設定がハマった所だったりします。

國武:会場からもこうだったよねと反応が多そうで、活発な議論が期待できそうです。

最後に参加者へのメッセージをお願いします

西村:最後に参加者へのメッセージをお願いします。

野村さん:IPv6勉強しようとしている方、これから始めようとされている方、 自社IPv6対応を考えている方に是非聞いてみてほしいです。

インタビューにご協力いただきありがとうございました!