上段:中野さん(PC)、前田、鵜野さん
中段:川越さん(Org)、安保さん、南さん
下段:外山さん(左)、山田さん(右)
JANOG52企画編成委員の前田です。Day2 15:45~16:45 2F コンベンションホールにて行われる「東日本エリアのネットワーク強靭化、転送効率化について議論しよう Season2 ~東北・北海道エリアにおけるインターネット通信の継続性向上、効率的な転送を実現するためのeXchange方法について~」の登壇者であるみなさんにお話を伺いました。
登壇者の皆さん
山田 大輔さん(インターネットマルチフィード株式会社)
外山 勝保さん(インターネットマルチフィード株式会社)
安保 達成さん(株式会社秋田ケーブルテレビ)
鵜野 直樹さん(株式会社帯広シティーケーブル)
南 雄一さん(ビッグローブ株式会社)
プログラムに応募したきっかけは?
山田さん:JANOG50では構想についてお話ししたため、今回は課題を踏まえて実施した実証内容について共有したいと思い応募しました。(JANOG50のプログラムは以下をご覧ください。)

安保さん:この実証実験の数値的なデータや大変だったことについてお話しすることで、同じことを今後する方がいたときの参考になればと思っています。また、実証実験の課題や、全国ISPの地域展開についても議論できたらと思っています。
特に議論したい点は?
外山さん:前回は「東京との通信が不可になる」という点でどこまでのシナリオを想定するかなどの質問がありました。「東京との通信が不可になる」といっても、一つのデータセンター?データセンター内の一部屋?それとも東京全体?と、規模感は様々です。東日本エリアは、本当に大阪につなげたほうがいいのか?費用対効果的にどう考えるのか?やるならどうやるのか??といった点で議論できたらと思っています。
鵜野さん:東北・北海道だけはなく、地域の方にひびくものがあると思いますので、その点についても議論できたらと思っています。
南さん:全国型のISPとして地域向けにどうあるべきかということも議論できたらと思っています。
JANOG52テーマ(eXchange)に関して
鵜野さん:このプログラムのためにあるテーマだと思います!
山田さん:前回のプログラム内容の、”Change”は”変える”という意味で、今回の”eXchange”は”交換”という意味だと思っていて、Internetの”交換”を行っているIX事業者として、皆さんに印象を与えられることをお話しできたらと思っています!
安保さん:JANOG50でお話しした転送効率化にもつながってくると思いますので、ぜひそこも楽しみにしていただけたらと思います。
学生さんに向けて
南さん:日本のインターネットの中身はこうなっているというのをわかってもらえればと思っています。JANOG50の資料で問題となっていることや地域のトラフィック交換を活性化させていくためにどうしたらいいかというところを頭に置いて聞いていただけると理解がしやすいと思います。学生さんにもぜひ参加いただきたいと思っています。
最後に一言お願いします!
山田さん:出島メッセは文化の入口(交流地)なので、みんなの新しい文化を取り入れて新しいものを作れるようにしたいと思います!
安保さん:長崎の地で、JANOGならではの活発なディスカッションがしたいです!
鵜野さん:長崎にはじめていきます!最後の議論が盛り上がるのを楽しみにしています!
外山さん:日本のInternet強靭化や地域での相互接続が増えていくためにというところを、全国型のISPを含めた皆さんで考えていきたいと思っています。
南さん:今回のメンバーでは初めての登壇ですので、まずそれが楽しみです。また、ネットワークの作り方を考える中で、北の地域について考えていかなければと思っていたため、今回一緒に実証実験をして、その後の議論や取り組みをできて良かったです。また今後も引き続き楽しみにやっていきたいと思います。
インタビューにご協力いただきありがとうございました!
今後の日本のインターネットについて熱く議論していただけたらと思います!
当日の発表楽しみにしています!