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■ Obihiro アーカイブ ■

■ とかち晴れの帯広へようこそ ■

JANOG20開催まであと2ヶ月足らずとなりました。前回沖縄で好評いただいた地元情報を今回もお届けしていきたいと考えています。
(先週、現地からは桜だよりが舞い込みました^^)


今回 JANOG20 が開催される帯広市は十勝地方の中心都市で、明治16年(1883年)に民間人により開拓が開始されて以来約120年の歴史を持つ街です。十勝川流域に栄え、その地名の由来は、アイヌ語のオペレペレケプ(河口が幾つにも分かれている所の意)からきているとされています。
(北海道の他の町に発祥の地が存在するのと同様に、帯広市内に「帯広発祥の地」の碑が残っています。)


この帯広を含む十勝地方は、新潟県に匹敵(!)する面積を持ち、かつては樹海に覆われた地域でしたが、現在はそのほとんどが開拓されて田園地帯となり、広大な耕地を持つ畑作から大規模な酪農まで、国内最大級の食糧供給基地として重要な役割を担う地域となっています。
(ジャガイモやトウモロコシが茹でただけで最高のごちそうになっちゃうくらい美味しいんですよ!)


また十勝地方は、大雪山を始めとする雄大な山岳風景、然別湖など美しい湖、そして広大な田園風景が広がる最も北海道らしい風景を有するといわれています。
気候的には亜寒帯に属しますが、沿岸部を除き大陸性気候であり、夏は比較的高温で35℃を超えるときもあれば、冬は寒さ厳しくマイナス20℃を下回ることもあり、通年の温度差は60度近くになる(!!)といわれています。
その一方で年間を通じて降水量が少なく、全国的にも有数の日照時間に恵まれた地域でもあります。


さて、JANOG20の開催される7月中旬は楽しいイベントも多く、短い帯広の夏で最も熱い時季となりそうです。(ホテル、飛行機の予約、急げっ!)

* 第14回十勝24時間レース (7/14〜16開催)
* ばんえい競馬 (毎週土日月開催)
* その他各種イベント情報は、帯広観光コンベンション協会十勝観光連盟のサイトで参照することが可能です。


札幌の人も羨む爽やかな"とかち晴れ"。その青空広がる最も良い季節の帯広で、美味しいものに囲まれながら議論をする。そんな真夏がすぐ近くまでやってきています。
準備はよろしいでしょうか(^^

日時: 2007年05月23日 22:27 | 

■ BuTaDoN! ■

「味覚の大地」帯広で、特に美味しい料理を3つあげるとすれば---
帯広を知る多くの人が「豚丼」、「ジンギスカン」、「スイーツ」を挙げるのではないでしょうか。
(スイーツが料理か?、というつっこみはおいといて、話は進みます:-)

今回は、この帯広三大美食(?)のひとつ「豚丼」のお話です。

豚丼とは、豚ロースを炭火焼きし、醤油ベースのタレで甘辛く味付けるドンブリ飯のことをいいます。
(「ぶたどん」です。「とんどん」と言うなかれ!^^)


この豚丼、歴史は意外と古く、1933(昭和8)年に今のスタイルで登場したとされます。

大正末期から道東各地では豚肉の需要が高く、主に豚鍋やぶたすきなどの調理方法で食べられていました。
この豚肉をもっと気軽に食べられるようにと、町の洋食屋さん「ぱんちょう」のご主人が鰻丼をヒントに考案したのが現在の豚丼の始まりと言われています。

戦争を経た高度成長期の1958(昭和33)年、「ぱんちょう」は豚丼専門店に衣替えし、この頃から帯広市内には豚丼を扱う食堂が増えはじめ、それぞれ独自の豚丼を創りあげてゆきました。
現在、十勝管内では100店近い豚丼のお店が美味しさを競い合っています。

(大手牛丼チェーンの店舗が帯広市内にあるので、豚肉を煮込んだ「豚丼」との食べ比べも可能です:-)


豚丼情報については、
- BUTADON.com 「十勝豚丼データベース」(十勝毎日新聞提供)
- 豚丼マップ (帯広コンベンション協会提供)
などが参考になるでしょう。


あまたあるお店のうち、今回は、現地スタッフいちおしの「ぶた八」をご紹介します。

ぶた八は、1989年の創業以来18年間豚丼を追求してきた専門店で、90年代前半からは帯広駅構内で駅弁としても売り出し、帯広名物「豚丼」が全国に知られるきっかけを作りました。

駅弁
写真1: 駅弁のパッケージ

お店のキャラクター(鉢巻ハッピ姿で片手に団扇)の「ブタ八」が親で、お店に出される豚丼は子どもとのことで、メニューもちょっと変わっています。
軽めの末っ子「四朗」から、特大盛りの長男「一朗」まで4種類のブタ丼があり、ご飯と肉の量が増えていきます。(一朗では肉が丼から激しくはみ出ています!)

二朗の写真
写真2: 二朗もなかなかのボリューム

十勝産豚ロース肉を炭焼きし、脂が落ちて柔らかくなったところにオリジナルのかけダレと漬けダレの二種類で味付け。この柔らかい豚肉と醤油ベースの甘めのタレがどんぶりのご飯に相性良く絡んで、一気に食べられる美味しさです(^^

お店の場所が帯広競馬場の西側、とちょっと駅から遠いのですが、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。


■ぶた八
-住所: 帯広市西17条南3丁目1-39
-営業時間: 11:00〜21:00 (金土日、祝前日は〜22:00)
-定休日: 不定休
-交通: JR根室本線帯広駅からタクシーで10分

日時: 2007年05月27日 22:01 | 

■ 十勝で乾杯! ■

十勝の美酒といえば?


まず最初に思い浮かぶのは帯広市の郊外、池田町の「十勝ワイン」でしょう。


現在は国内産ワインのトップブランドとして国内外で知られる十勝ワインですが、その生い立ちについては割と知られたお話があるのでご紹介しちゃいます。

十勝沖地震とその後の度重なる凶作で、元々困窮していた池田町の財政がいよいよ破綻状態となった1960(昭和35)年。山野に自生するヤマブドウを見た当時の町長がふとワイン醸造を思いついたのがはじまりはじまり。
商品化まで苦節15年。ようやく世に出したワインは、海外での高い評価と食卓の洋食化という追い風を受け出荷量が年とともに倍々増。
高い品質とブランド力でワイン愛好家のノドと池田町の財政を潤す「神の雫」に成長したのでありました。

この池田町の成功は、今も全国の自治体で繰り広げられている「一村一品」運動の嚆矢として知られています。

十勝ワインは現在も日々品種改良の試みが、池田ワイン城を根城(?)に(社長は町長、ブドウ栽培、製造、販売は公務員が担当で)行われており、その工程の見学、成果(!)の試飲と購入ができるようになっています。

ikeda_wine.jpg
写真1: 池田ワイン城で記念撮影^^

もちろん帯広市内のホテルや多くの飲食店にも置いてありますので、気軽に味わえるのは嬉しいところです。
(スタッフは、現地打ち合わせの時に焼肉屋さんで「清見」を浴びるほど飲んじゃいました^^)


そして、ワインと言えば、お供はフロマージュ! そう、チーズですよね

酪農王国十勝はナチュラルチーズ王国でもあります。

ゴーダあり、カマンベールあり、ブルーチーズあり、チェダー、モッツァレラありあり、更にフレッシュさがウリのもの、長期熟成した逸品モノなど、10以上のチーズ工房がその個性を競い合っています。

とかちのチーズ工房MAPでお気に入りを探してみるのも楽しそうです。


さて帯広市内に戻って、今度はビール!

国内有数の水質を誇る札内川の伏流水。この清冽な水を使った地ビール「十勝ビール」が市内繁華街近くの工場で醸造されています。

「ジャパンビアカップ2004」で金賞を受賞した「十勝ラガー」、イギリスタイプの茶褐色の「ブラウンエール」、南ドイツタイプの「ヴァイツェン」の定番3銘柄をはじめ、「十勝黒生ビール」「ハスカップビール」など季節限定ビール、さらに十勝川温泉の源泉水を使用した「モール温泉ビール」!!

これら多彩なビールを、工場併設の直営レストランで楽しむことができます。
(店内には、イタリアの職人が築いた本格的なピザ窯があって、あつあつのピザを堪能できるんです^^)

モール温泉ビール
写真2: 世界でも稀(唯一?)な「モール温泉ビール」


地元十勝のワインにチーズにビール。ちょっと気が早いけど十勝の夜に乾杯!(^^


ワイン城 (池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
-住所: 池田町字清見83番地
-営業時間: 9:00〜17:00
-定休日: 年中無休
-交通: 帯広から車30分、JR池田駅から徒歩15分

パブ&レストラン 十勝ビール
-住所: 帯広市西1条南9丁目6番地
-営業時間: 11:00〜22:00
-定休日: 年中無休
-交通: JR帯広駅から徒歩5分

日時: 2007年06月06日 12:01 | 

■ 帯広への道案内 ■

■飛行機を利用

その1.とかち帯広空港ルート

 JALのみ羽田・小牧・関西から運航しています。

         空路      バス
 便名  出発空港 ⇒ 帯広 空港 → 駅前
JAL1151 羽田0755 ⇒ 0925 0940 → 1018※
JAL2531 関西0945 ⇒ 1140 1155 → 1233※
JAL4303 小牧1010 ⇒ 1150 1205 → 1243※
JAL1153 羽田1150 ⇒ 1320 1335 → 1413※

JAL1155 羽田1315 ⇒ 1445 1500 → 1538
JAL1157 羽田1755 ⇒ 1925 1940 → 2018


※の便であれば、基調講演の開始時間に間に合います。


その2.新千歳空港ルート

 各地からJAL・ANA・ADO・SKYが運航しています。

         空路      鉄路  乗換  特急
 便名  出発空港 ⇒ 千歳 空港 → 南千歳接続 → 帯広
JAL3301 神戸0800 ⇒ 0950
ANA287  福岡0800 ⇒ 1015 1034 → 1037=1046 → 1314(とかち3号)
ANA1713 関西0830 ⇒ 1025
ANA401  神戸0830 ⇒ 1025
JAL2001 伊丹0845 ⇒ 1030
ANA703  中部0900 ⇒ 1040
ANA771  伊丹0855 ⇒ 1045
SKY707  羽田0915 ⇒ 1045
JAL515  羽田0950 ⇒ 1120
JAL2501 関西0940 ⇒ 1130
JAL3105 中部1000 ⇒ 1140
ANA4715 羽田1015 ⇒ 1145
ADO015  羽田1015 ⇒ 1145 1204 → 1207=1217 → 1410(スーパーおおぞら5号
)

ここまでの便であれば、基調講演の開始時間に間に合います。


         空路      鉄路  乗換  特急
 便名  出発空港 ⇒ 千歳 空港 → 南千歳接続 → 帯広
ANA289  福岡1105 ⇒ 1320 1419 → 1422=1430 → 1617(スーパーおおぞら7号)
JAL3305 神戸1450 ⇒ 1640
JAL3515 福岡1450 ⇒ 1710
ANA405  神戸1520 ⇒ 1715 1749 → 1752=1802 → 1945(スーパーおおぞら9号)
JAL2511 関西1600 ⇒ 1750
ADO021  羽田1620 ⇒ 1750
ANA1717 関西1600 ⇒ 1755 1819 → 1822=1831 → 2053(とかち9号)
JAL3115 中部1630 ⇒ 1810 1919 → 1922=1931 → 2127(スーパーおお
ぞら11号)
SKY723  羽田1735 ⇒ 1905
ANA713  中部1755 ⇒ 1935
ANA2155 成田1800 ⇒ 1935
ANA077  羽田1815 ⇒ 1945
JAL541  羽田1830 ⇒ 2000 2019 → 2022=2031 → 2250(とかち11号)


■ひたすら鉄道を利用

寝台特急北斗星を利用することで、北海道入り出来ます。

       寝台特急     特急
列車名   上野 → 南千歳接続 → 帯広
北斗星1号 1650 → 0844 0933 → 1135(スーパーおおぞら3号)
北斗星3号 1903 → 1041 1046 → 1314(とかち3号)


早めに交通手段を確保の上、帯広でお会いしましょう!

なお、羽田⇒とかち帯広の一部便について、JTB経由による予約申込を6月19日ま
受け付けております。詳しくは、こちら

日時: 2007年06月15日 08:08 | 

■ ジンパッに参加しよう! ■

今回は北海道を代表する料理の一つ、ジンギスカンのお話です。

「ジンギスカン」とは、マトン(成羊肉)やラム(仔羊肉)を用いた羊の焼肉料理で、特に北海道では、「盆・暮れ・正月・花見にジンギスカン」とまで言われるほど親しまれている日本料理(!)です。
(「北海道遺産」にも指定されています)


○二大流派
「ジンギスカン」の食べ方は、タレに漬け込んで下味を付けた肉を焼いて食べる「味付けジンギスカン」、肉を焼いた後にタレを付けて食べる「生ジンギスカン」、それぞれの地域によって流儀が異なるといわれています。

今回JANOG20が開催される帯広は「味付けジンギスカン」が主流とのことで、現地スタッフも「ジンギスカンは味付けに限る!」と頼もしくも断言しています(^^
(道都札幌は、「生ジンギスカン」派とのことです。)


○名前の由来
さて、「ジンギスカン」という名前の由来ですが、諸説がありよく分かっていません。
旧満洲のお役人がモンゴルの英雄に敬意を示してつけた説、鍋の形がジンギスカン率いた蒙古軍兵士の兜に似ているから説、などなど。

日本ではあまり親しみの無かった羊に、大草原で羊を追うモンゴルの壮大な風景を思い浮かべた人たちがいるのかもしれませんね。


○現地スタッフ直伝「正統派 ジンギスカンの焼き方食べ方」!
ここで、帯広に来られる皆さんに、現地スタッフ直伝の「正統派 ジンギスカンの焼き方食べ方」を伝授しましょう。

まず、ジンギスカン鍋を何も載せずに加熱します。

あとは、肉が存在する限り以下を繰りかえすのみ、です:-)
(ここから)
- 中央部(盛り上がった部分)をあけて、野菜を載せる
- 野菜がいいように焼けてきたら、肉を中央部に載せる
- 片面が焼けてきたら肉を裏返す
- 肉を食べる(美味!)
- 肉を載せる
- 鍋上部から滴り落ちる肉汁と野菜が絡まって、いい感じになる
- 野菜を食べる(美味!!)
(ここまで)

楽しい会話と十勝の美酒が加わり、いつも以上に食が進むこと間違いなし:-)


○ジンパッ
さて、ジンギスカンは鍋料理です。
鍋料理といえばやっぱり宴会ですよね(笑。

ここ北海道では、ジンギスカンを肴に集まる宴会(パーティー)を、略して「ジンパ」と言います。
この「ジンパ」を、本会議終了後の土曜日午後に帯広郊外のひろーい緑地にて大々的に開催しちゃいます。
【Optional Event】ジンギスカンパーティー


本会議と同様に申し込み〆切は、今週の金曜日(6月22日(金) 18:00 迄)となっております。
お早めの申し込みを!


でっかい風景の中で、美味い肉と野菜を頬張りながら、あの人この人と熱く和やかに議論を戦わせようではありませんか(^^

日時: 2007年06月20日 07:50 | 

■ 鉄道でゆく JANOG20 ■

今回、帯広で開催されるJANOG20ですが、参加者の大半の方はJALの直行便で十勝帯広空港。ちょっとこだわりのある人でもANAで新千歳空港からJR特急で帯広、というのが一般的な経路でしょう。

東京から、という前提になってしまいますが、ちょっと一味違う行き方をご紹介しましょう。
どちらも事前下見の時にスタッフが実際に利用しており、実績ありのコースです(^^。


○寝台特急「北斗星」コース (全行程 約18時間半)
上野から札幌行きの寝台特急に乗り、途中の南千歳で帯広行きの特急に乗り継ぎます。
「北斗星1号」の場合は一旦札幌に出てから、小一時間ほど後に札幌始発の「とかち3号」に乗ることも可能です。(軽い駅前散策くらいならできそうです。)

- 上野16:50発 -(北斗星1号)-> 8:44着 南千歳9:33発 -(スーパーおおぞら3号)-> 11:35着 帯広
- 上野19:03発 -(北斗星3号)->10:41着 南千歳10:46発 -(とかち3号)-> 13:14着 帯広

終業後に出発する「北斗星3号」は特に人気が高く、予約が取りにくいようです。


○寝台急行「はまなす」コース (全行程 約15時間半)
新幹線+特急(2本)+急行寝台とバラエティに富んだ4列車を乗り継いでの移動になります。津軽海峡越えには、すっかり珍しくなった急行寝台を利用します。
南千歳に早朝に着くので、札幌まで乗り過ごさないことがポイントになります:-)

東京17:56発 -(はやて29号)-> 20:59着 八戸 21:18発 -(つがる29号)-> 22:18着 青森 22:45発 -(はまなす)-> 05:25着 南千歳 7:33発 -(スーパーおおぞら1号)-> 9:19着 帯広


今回は、このうち寝台特急「北斗星」コース(北斗星1号)をご紹介します。

○上野を出発
16:40分頃、13番ホームに「北斗星1号」が入線してきました。出発まで10分少々、やや慌しい中での出発です。


写真1: 行き先表示板(上野駅)


写真2: 発車風景(上野駅)

この日は直前に「カシオペア」が銀色の車体を光らせながら出発していきました。


○「北斗星」の客室
A寝台の「ロイヤル」は数が少なく予約を取るのはかなり困難のようです。
B寝台には個室の「ソロ」と通常の2段寝台があります。料金は同じなので仲間といくなら2段寝台、個人旅もしくはセキュリティが気になるならば「ソロ」を選びましょう。(このほかに「デュエット」という二人用個室もあるようです。)
「ソロ」の場合、上野-函館の間進行方向に座席が向く上段がお奨めです。個室の鍵は出発してしばらくしてから車掌さんが各部屋を訪ねて手渡ししてくれます。


写真3: B個室「ソロ」


写真4: B寝台

列車は、荒川を越えると一路奥州路を北へ。
古河を過ぎたあたりで日は沈み、(まだ仕事している同僚に申し訳ないと思いつつ:-)うたたねしている間に宇都宮、郡山を通り過ぎ、気づけば福島に到着。


○グランシャリオ (食堂車)
ディナーは完全予約制になっています。ディナー終了後はパブタイムとして誰でも利用することができます。ちょっとお値段高めですが、車窓を流れる風景を眺めながらの酒肴は思った以上に雰囲気良かったです。


写真5: グランシャリオ


写真6: 北海道のソーセージ盛り合わせとサッポロ・クラシック(北海道限定品)


写真7: 帰りの北斗星4号で十勝ワイン「清見」

滅多にない機会、ちょっと奮発してみてはいかがでしょうか(^^
ビール片手に雨降る夜の町を眺めていると、列車は仙台駅に到着。


○シャワーでさっぱり!
北斗星のロビーカーにはシャワールームが2つ用意されていて、30分単位で時間借りできます。(ただし、貴重なタンクの水を使うので、お湯が出るのは6分間のみ:-)。
チケットはグランシャリオの売店で購入できます。夕食や朝食の前に予約しておくとさっぱりとしてからご飯が食べられるのでお奨めです。


写真8: 北斗星のシャワー券


写真9: シャワールーム。6分間タイマ付き!

電源コネクタがあるので、ちょっとした電気使いには便利です。ここで要注意、シャワールームの鍵を開錠するとシャワーのタイマーがゼロになるとのことです。カードを通してから忘れ物を思い出しても後の祭り、ご注意!

一関、盛岡と列車は快調に北上を続け、本州北端を目指します。


○早朝の函館駅
うっかりぐっすり眠ってしまい、気づくと早朝の函館に到着。青函トンネルを見ること叶わず:-)
ここで機関車の入れ替えを行い、列車は進行方向を替えて札幌に向かいます。


写真10: 機関車の入れ替え待ち (函館駅)

少々停車時間が長いので、ホームで新鮮な朝の空気を満喫できます。
(でも、置いてきぼり食わないように注意してくださいね)


○ロビーカーでのんびり
「北斗星」には乗客がくつろぐためのロビーカーが連結されており、ディナー後や朝食後には満腹そうな乗客で賑わいます。
また映画やビデオ番組が上映されており、当日は「NHK 新日本紀行」が流れていました。(つい最初から最後まで見てしまいました 笑)


写真11: ロビーカー

日頃の喧騒を忘れて、のんびりするには良い空間です(^^。
朝食を食べている間に、列車は長万部、登別、苫小牧と道東の平原を疾走していきます。


○帯広 到着!
上野を出て18時間、南千歳で乗り換えた特急は日高山脈をくぐり、北海道らしい風景を駆け抜け、目的地の帯広に到着。


写真12: 帯広駅に到着

JANOG本会議場となる「十勝プラザ」は、駅正面すぐ!!です。


日々業務に追われる中、こんなにゆったりのんびりできる旅はなかなか貴重です。
この機会に、総行程18時間半、1400kmの鉄路の旅を満喫してみてはいかがでしょうか(^^。

日時: 2007年06月28日 11:25 | 

■ 空と川と大地を体感! ■

国内有数の広大な平野と、大雪山系を水源に太平洋に注ぐ十勝川、年間を通じて晴れわたる日が続く大空。十勝地方では四季折々に豊かな自然を満喫することができます。
特に夏のこの時期は、北海道の大自然を感じるには一番良い季節でしょう。

今回は、北海道らしさを最も身近に感じられる「体験型観光」についてご紹介します。

○空に舞う(熱気球、パラグライダー)

十勝は全国でも数少ないオールシーズン熱気球が体験できる土地です。フライトが早朝なのがちょっとつらいところ(噂では、気温が高くなるとなかなか降りてこられなくなる?)ですが、空に上がりどんぶらこどんぶらこと、遠く日高山脈、大雪山、更に太平洋を眺めるのはとても気持ちよさそうです。
また、パラグライダーの施設もあり、すぅっと浮き上がる感覚は熱気球とまた違った爽快感が感じられそうです。
(いずれも3日前〜前日までに予約が必要とのことです。)


写真1: 広く青い空

○川を往く(カヌー、ラフティング)

大雪山を発した十勝川は、十勝平野の中央をゆっくりと流れ、太平洋に注いでゆきます。
この十勝川は鮭や鱒が遡上する川としても知られており、川にちなんだいろいろな体験観光が可能です。
十勝川温泉近くではカヌーやボートを使ったツアー、やや上流となる屈足湖周辺では、大型ボートで激流を下るラフティングや小型ボートの一種であるカヤックでの川下りなど、川の急流と自然を身体いっぱい満喫することができるでしょう。


写真2: 自然豊かな川

○大地に触れる(動物とのふれあい、農業体験)

十勝平野は国内最大級の大酪農地帯です。動物とのふれあいや農作業をテーマとした体験観光コースも多く用意されています。

動物とのふれあいでは、まず乗馬や乗ポニー、ホーストレッキング(馬との遠出)、更には乗ダチョウ(!)(体重制限あり:-)などの乗る体験から、乳牛の搾乳、牛乳を使ったアイスクリーム作り、羊毛刈りと羊毛を使った糸紡ぎ、羊の分娩体験などなど、動物に実際に触れることのできるコースが用意されています。

農業体験では、農作業はもちろん、草木染やオリジナルみそ作り、そばつくりなどなど自分オリジナルな小物、食べ物を作るコースも数多く用意されています。


写真3: 目に眩しい緑

この他に、国内最大級の反射式望遠鏡を持つ「銀河の森天文台」、以前ご紹介したワイン醸造の「池田ワイン城」などなど、十勝地域全域で約70の体験観光施設があるようです。


写真4: 五色に煌く湖 (オンネトー)

新鮮さ溢れる「体験型観光」で、生の北海道を満喫してみてはいかがでしょうか。


(参考: 体験観光できる施設)
羊牧場レストラン牧舎(帯広市内)

広瀬牧場(帯広市内)

カウベルハウス(帯広市内)

Dean's Stable(帯広市内)

十勝ネイチャーセンター(十勝川温泉)

とかち自然体験学校(豊頃町)

日時: 2007年07月03日 17:22 | 

■ 会場周辺ATM情報 ■

■ 金融機関ATM関連

   □ 網走信用金庫 帯広支店 370m
   □ 帯広信用金庫 駅前支店 400m
     ・エスタ帯広内ATM(東館1階) 200m
     ・長崎屋帯広店内ATM(2階) 200m
   □ みずほ銀行 帯広支店 550m
   □ 北海道銀行 帯広支店 580m
   □ 帯広長崎屋内郵便局 200m
   □ 帯広郵便局 JR帯広駅内出張所(ATM) 200m
   □ 北洋銀行 帯広駅前(長崎屋帯広店2階)ATM 200m
   □ 東京スター銀行 長崎屋帯広店(2階)ATM 200m
   □ 札幌銀行 長崎屋帯広店(2階)ATM 200m

■ コンビニATM関連

   □ セブンイレブン
     ・帯広駅南店 380m
     ・帯広西1条店 720m
   □ ローソン
     ・帯広駅北店 470m

日時: 2007年07月05日 22:23 | 

■ 帯広お食事マップ ■

JANOG19で好評を頂いたお食事マップ。今回も作成いたしました!

帯広駅周辺(会場周辺)にはたくさんおいしいお店があります。
今回は、現地スタッフ、下見隊の情報を基に悩みに悩んで厳選したお店です。また、少し駅からは遠いのですが、やっぱりハズせない、というお店も広域マップに掲載しました。

ぜひ、ご活用下さい!

JANOG20 お食事マップ(帯広駅周辺)(Google Map)

JANOG20 お食事マップ(広域)(Google Map)

JANOG20 お食事所リスト(PDFファイル)

日時: 2007年07月06日 14:28 | 

■ スイーツ天国! ■

「北海道名物」というと、ジンギスカンやラーメンなどやや重め(?)の食べ物のイメージが強い時代が長く続きましたが、現在では「北海道スイーツ」が女性誌や物産展などで幅広く紹介されるようになり、「北海道土産にはスイーツ!」という認識も定着しつつあるようです。

中でも大酪農地帯を近隣に抱える帯広は、十勝産の良質な牛乳、チーズ、小豆、小麦、大豆などをふんだんに使ったお菓子のお店がたくさんあり、国内屈指の「スイーツ王国」として知られています。


○六花亭
その筆頭は、帯広に本店を持ち、マルセイバターサンドで全国的に知られる「六花亭」。

元々は函館にある和菓子屋さんの流れを組み、日本初のホワイトチョコレートで一躍有名になり、現在では和菓子から洋菓子まで幅広い「おやつ菓子」のメーカとして日々新製品を出し続け、道内トップの人気を誇ります。お店のつくりがお洒落なのも人気の一端を担っているようです。

この六花亭、いろいろおいしいお菓子があるのですが、是非食べて見たいのが、帯広本店でしか味わえない賞味期限3時間(!)の「サクサクパイ」。
これは、パイ生地のサクサク感が味わえるのが3時間までだから、とのこと。是非このチャンスに味わってみてはいかがでしょう。


○柳月
次は同じく帯広に本店を持つ「柳月」。

砂糖、小豆、卵、乳製品など十勝産の原料にこだわった、和から洋まで幅広いお菓子を作っています。季節の創作和菓子や月々の洋菓子など新製品も活発に作っており、北海道全域で人気を博しています。

帯広郊外にある菓子工場「柳月スイートピア・ガーデン」では菓子づくり体験ができる他、大人気の直営レストラン「トスカチーナ」(十勝+トスカーナ)ではパスタと多彩なスイーツが楽しめるなど新しい試みを続けています。

このお店の看板菓子は「三方六」というバウムクーヘンを日本人好みに改良したオリジナル菓子で、北海道の定番みやげとして人気があります。


○クランベリー
スイーツ王国トップスリーの最後は、「クランベリー」。帯広を代表するお菓子「スイートポテト」で有名なお店です。

ここのスイートポテト、まず見た目が半端じゃあありません。サツマイモそのままの形でどーんと商品棚にならんでいます。これをまるのまま秤で計った重さで量り売りしてもらうのです。

ボリュームに圧倒されますが、サツマイモの風味が生かされたスイートポテトは品の良い甘さで、うっかりするとひとりで数百グラムぺろりと食べられてしまうクセになりそうな美味しさです。

いつも行列になっていてなかなか買えないのが難点ですが、下見で買って帰ったスタッフの満足度は非常に高かったとのこと。ちょっと時間をみつけて並んでみてはいかがでしょうか。


○帯広のスイーツ
この他、たいやき専門店の「たいやき工房」、十勝小豆の大判焼きが人気の「高橋まんじゅう屋」、牧場直送のジェラートショップ「ウエモンズハート」などなど。
ぜひ、現地でご自分の舌で確かめて見てください! (今回は、敢えてスイーツの写真は載せていません^^)


(参考)
帯広 お菓子マップ
http://www.obikan.jp/kanko/okashi/map3.html

六花亭
http://www.rokkatei.co.jp/

柳月
http://www.ryugetsu.co.jp/

クランベリー
http://www.cranberry.jp/

日時: 2007年07月09日 15:07 |