企画編成委員のもつおです。ついにJANOG51のプログラムタイムテーブルが公開されました!
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog51/program-ja/

今回、JANOG51のプログラム構成を発案した最強の男(※1) matsu さんに、JANOG51 プログラムタイムテーブルの見どころを伺いました。

※1 最強の男=JANOGミーティングのプログラムタイムテーブル(最強プログラム)を考えたプログラム委員のこと。詳細はニュースレター プログラム委員活動レポート をご覧ください。

matsuさん(左)

自信アリのプログラム構成

JANOG51 最強の男に選ばれたmatsuさん、改めて自己紹介をいただけますか。

BBIX株式会社の立松(matsu)です。プログラム委員も今回で3回目となりました!

初プログラム委員のときは、似た分野のプログラムをグルーピングするくらいの構成案に留まっていましたが、3回目となると、構成案を考える上での細かな「コツ」も分かってきました。たとえば「初日は、参加者もスタッフも割とバタバタするので休憩を多めにとった方が良い」といったことなどですね。

今回は、そういったコツを盛り込み、オフラインでもオンラインでも参加しやすいタイムテーブルを意識しています。

JANOG51 プログラムタイムテーブルのポイント

プログラム委員が各自考えたプログラム構成案をプレゼンし合い、一番JANOGが盛り上がる「最強プログラム」を決めていますが、今回プレゼン実施前から「自信アリ!」とコメントがありましたね。

プログラム採用数などから、自信があるプログラム構成案でした。JANOG51のテーマ「動き出す、一歩」に沿って、なるべく初登壇・初分野といったものを大切にしたいという想いのもと、今回のプログラム構成を考えました。
プログラム構成を考えるルール(最強プログラム)が、今回v2からv3にバージョンアップし、採用できるプログラムの幅が広がったと思います。

JANOG Meetingに参加していると、登壇者もさる事ながら、参加者も集中して参加するので意外と体力使うんですよね。
そこで、現地参加の場合は会場移動、オンライン参加の場合はストリーミング切り替えといった、議論以外の負荷がなるべく少なくなるような構成を心がけました。

また、参加者にとって「新しい分野に触れる足し算の効果」と「専門分野を深める掛け算の効果」どちらを得ることができるか、ということも構成を考える上でポイントとなっています。
馴染み深い分野のプログラムにまとまって参加できると、現場で抱える悩みに結びつくインプットが得られたりして、相乗効果は高くなるイメージです。

プログラム構成を考えるのに苦労した点

プログラムタイムテーブルを作るにあたり、どんなところに苦労がありましたか。

「いかに多くのプログラムを採用するか」が一番大変でした。かなり応募数が多い中で、時間や会場の制約を考慮しながらプログラムの組み合わせを考えるパズルに、かなり時間を費やしました。

プログラム構成案を提出する締め切りギリギリまで、ああでもないこうでもないと最適な組み合わせを考えていましたね。前日の夜は、夢の中でもプログラム構成を考えていました(笑)。

現地では、ふじさんホールと3F会議室の移動時間が発生してしまうため、スムーズに議論に集中できるように似たテーマのプログラムを連続させたり、まだ会場に慣れないDay1は休憩を多めに設定したりと、工夫を散りばめています。

現地の制約を考えると組み込むのが難しかったプログラムについては、「信玄(オンライン)」とさせていただきました。
この3パラレル構成でそのうち1つがオンラインというのも、JANOGプログラムとしては初の取り組みですね。

matsuさんイチオシプログラム

– 多種多様なプログラムが予定されていますが、matsuさんのイチ推しプログラムがありましたら、ぜひ教えていただけますか。

どれも面白そうなプログラムで、「これ」と選ぶのが難しいですね。いち参加者として、個人的には、Day1に3F会議室で行われる「NMSの第一歩 ~OSSによるLab環境の改善~」や「ここがヘンだよ日本人の英語コミュニケーション 〜日本人特有の落とし穴を知り、グローバル社会でも活躍できるエンジニアになろう〜」が気になっています。

Day2、Day3も面白そうなプログラムが並んでいます。初取り組み系や自動化系、学術系など、JANOG定番の話題から、いい意味で “JANOG っぽくない” テーマまで多様なプログラムが多く、本当にどれも気になりますね。

今はプログラム委員と登壇者の方とで、プログラムに関する打ち合わせを随時実施している時期です。打ち合わせに参加していると、「これは面白いJANOGになるぞ」という感覚がどんどん湧いてきます!

参加する皆さんへコメント

– 最後に、オンラインあるいは現地で参加予定の皆さんにメッセージをいただけますか。

リモートでも現地でも参加しやすいプログラム構成となっていますので、ぜひ楽しんでください!

参加のハードルが下がり、議論が盛り上がる、そんなJANOGになると思います!
初めての方も、JANOG Meetingの醍醐味である「議論」にぜひ参加してみてください。現地マイクだけでなく、Slack (※2)でもワイワイ意見交換ができればと思っています。
※2 JANOGミーティングSlack参加登録については、こちらをご覧ください。

参加登録は12月22日13時〜を予定しています。皆さんのご登録お待ちしております!