概要
複数データセンタにまたがったサーバ間で連携を行う場合、多くの場合はネットワーク遅延が制約となり実現できることが限定されます。これに対し広帯域・低遅延の通信が可能であるAll Photonics Network(APN)をデータセンタ間の通信に活用し遅延を低減することで、計算リソースのさらなる柔軟性・拡張性向上が見込まれます。一方でAPNは光伝送の技術であることから、リソースを効率的に活用するためにはトポロジーやデータセンタ間のIPネットワークの方式設計が必要となります。
これに対して私たちは、
- テナントごとのL2ブリッジドメインの延伸とL3ルーティングドメインの分離
- DC内とDC間の階層型オーバーレイ
- DC間接続の光パストポロジー
- テナントごとの波長分離
などを考慮しながら、IPの柔軟性とAPNの波長分割多重を活かした分散DCにおけるネットワークを検討しました。その内容についてご紹介します。
場所
MCデジタル・リアルティ room(301-303)
日時
Day2 2024年1月18日(木) 13:45~14:15(30分)
発表者
芳 政信
西日本電信電話株式会社
吉川 尚吾
西日本電信電話株式会社
公開資料
SLACKチャネル
#janog53-all-photonics-networkをバックボーンにして-evpn-multi-site-architectureで分散dcを構築してみた
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