BIGLOBE AS2518をまるごと仮想環境へ”コピー”してみた

概要

昨年「もし本番ネットワークをまるごと仮想環境に”コピー”できたらうれしいですか?」ではNW機器コンフィグファイルからNWの構成情報を抽出し、それを基にL3以上で同等なNWをコンテナベースに構築して検証しよう、という発表をしました。当時はコンセプトやラボ試験のみで、商用の大規模・複雑なNWだとどうなるのかはまだ未知数でした。

そこで今回は、商用環境としてビッグローブのバックボーンNWと経路制御のためのBGPポリシ変更操作を題材にし、運用で使えるものなのかを検証しました。そのために、「コピー」するシステムにBGPトポロジやポリシ処理の機能を追加しました。また、BGPの検証ではコンフィグがない外部AS相当のノードも必要になるため、検証用に外部ノードを追加したり、検証環境でトラフィックの経路変化を確認・可視化するための仕組みも用意しています。

前回の「理屈の上では」から、今回は「実際の商用NW・そこでの運用に適用してみてどうか」に観点を変え、やったこと・わかったことを共有します。商用の大規模・複雑なNWでのオペレーションを再現する際に苦労したこと、実際にやれたこと・やれなかったこと、モデルベースにNWを扱うことで今後の運用プロセスをどう変えられるか、などについて議論したいと思っています。

場所

MCデジタル・リアルティ room(301-303)

日時

Day3 2024年1月19日(金) 14:45~15:45(1時間)

発表者

萩原
TIS株式会社/沖縄オープンラボラトリ
田島 照久
NTTコミュニケーションズ株式会社/沖縄オープンラボラトリ
滝口 敏行
ビッグローブ株式会社/沖縄オープンラボラトリ
武藤 匠汰
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社/沖縄オープンラボラトリ

事前資料

BIGLOBE AS2518をまるごと仮想環境へ”コピー”してみた

プログラム紹介

公開資料

BIGLOBE AS2518をまるごと仮想環境へ”コピー”してみた(全体資料)

BIGLOBE AS2518をまるごと仮想環境へ”コピー”してみた(滝口 敏行

Slackチャネル

会期中や会期終了後の議論にお使いください

#janog53-biglobe-as2518をまるごと仮想環境へコピーしてみた

アーカイブ配信

アーカイブ配信は2024年2月29日(木) 13:00をもって公開終了しました。

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