概要
本LTでは、ネットワーク運用者にとって重要なトピックであるNW冗長化、特にfirst-hop redundancyの実現方法に焦点を当てます。
近年では物理ネットワークだけでなく、仮想ネットワーク（ソフトウェアネットワーク）との接続も多くなっており、その中でIaaSに代表される仮想ネットワークとの冗長化の実現方法が大きなトピックとなっています。
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog43/program/line/
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog46/yahoo/
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog47/fhrp/
過去のJANOGにおいても、仮想ネットワークの冗長化に関する議論がありましたが、Open vSwitch(OVS)を用いたL3 Clos ネットワーク上での First-hop redundancy（ハイパーバイザ上の経路冗長）の実現方法については、JANOGだけでなく他のカンファレンスにおいて広く公開されている情報がありません。
そのため、本LTでは私たちが実現したOpen vSwitchとBGPを用いたVMの経路冗長の方法について具体的に紹介します。
特に、設計と設定方法については設定レベルで具体的に示しながら議論したいと考えています。
また、本手法は、商用環境にて約5年の大規模（20k HV, 200k VM規模のOpenStack クラスタ）な稼働実績があります。
そのため、これらの稼働実績の中で、ソフトウェアネットワーク固有の課題とその解決方法、および運用者の負担を軽減する設計などについても紹介したいと考えています。 LT後にぜひ皆さんと直接議論できればと考えております。
場所
MCデジタル・リアルティ room(301-303)
日時
Day3 2024年1月19日(金) 11:30 ～ 12:00 の中で5分間
発表者
公開資料
【発表資料】OpenStack on L3 Clos-NW First-Hop Redundancy by Open vSwitch & BGP in Yahoo! JAPAN network.
SLACKチャネル
会期中や会期終了後の議論にお使いください
#janog53-lightning-talk-diving
アーカイブ配信
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