海外で日本のやり方が通用しないの、なぁぜなぁぜ? 〜東南アジアでのインターネットインフラを構築の実例から、グローバルでのオペレータ交流を考える〜

概要

JANOGでは過去、海外でのインフラ構築や、英語でのコミュニケーションに関わる、興味深い議論が都度交わされてきました。一方で、「私は国内に閉じた業務をしているから関係ない」「日本語で話すことができれば機械翻訳でなんとかなるAI時代が来た」などと、皆さんはどこか他人事に思ってはいないでしょうか? 日本には良い考え方や手法がたくさんありますが、海外とのやりとりで日本のやり方を適用してうまくいかなかったり、英語で話していても会話が通じない。何が日本と海外で違うのかがわからない。そもそも、英語を話している人は凄そうで怖い。また、海外というとアメリカ・ヨーロッパを想像し、より日本に近い東南アジアについては、あまり思いを馳せたことがない方も多いと思います。

様々な文化背景を持つネットワークが繋がりあう「The Internet」 のオペレーションについて深く議論するためには、この「日本」と「海外」での違いについて考察し、日本のインターネット技術者にフィードバックすることが重要ではないかと考えました。

このプログラムでは、BBIXフィリピンにおけるインターネットインフラの構築、NTTインドネシアにおけるインターネットインフラの運用の実例を通して、

  • 東南アジアにおけるインフラ構築・運用で、日本の常識と異なり苦労したこと
  • データセンター
  • 輸出入
  • 交通事情 etc
  • 日本とアジア、西洋で異なる文化的事情についてわかったこと
  • 言葉の定義
  • 働き方 etc
  • 日本と海外で違うインフラエンジニアのコミュニティの概観
  • NOG
  • オンラインでのコミュニケーションツール

についてオペレーターの目線から「あるある」だけでなく「なぁぜなぁぜ」を紹介し、それをもとに

  • 日本と違う海外の「The Internet 」やインフラ事情 ・海外のグローバルプレーヤーや現地ローカルなオペレータとどう付き合うか
  • インターネット上でのグローバルなオペレータ同士の繋がり方

について、JANOGerと共に深く議論したいと考えています。

場所

MCデジタル・リアルティ room(301-303)

日時

Day1 2024年1月17日(水) 15:45~16:30(45分)

発表者

立松 裕將
BBIX株式会社
冨樫
PT. NTT Indonesia

公開資料

Janog53-立松 裕將-公開資料

Janog53-冨樫 洸-公開資料

プログラム紹介

Slack チャンネル

本会議中はもちろん、本会議開始前から終了後の議論の場としてご利用ください。

Slack

アーカイブ配信

アーカイブ配信は2024年2月29日(木) 13:00をもって公開終了しました。

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