JANOGスタッフへの誘い

JANOG53実行委員長の よしや です。 福岡県福岡市で行われる JANOG53実行委員の募集を2023年8月21日(月)から開始します。
スタッフをやってみたいと考えている人向けに、スタッフにはどのような役割があるか簡単に説明したいと思います。

JANOGミーティングが開催されるまで

JANOGでは複数の委員会が存在しており、なかなかわかりにくいスタッフ体制になっています。それぞれの役割を説明する前に、JANOGミーティングが開催されるまでの一連の流れをまず示します。

  1. JANOG運営委員会がJANOGミーティングホストを公募から決定し、実行委員長と各委員会のチェアを依頼する
  2. JANOGミーティング実行委員長や各委員会のチェアはスタッフを公募から決定し、実行委員会を編成する
  3. JANOGミーティング実行委員会はプログラム編成やイベント企画の準備をした上で、JANOGミーティングの運営を行う

この時点で、”運営委員会”, “ホスト”, “実行委員会” と3つの組織が登場しているので、すでに難しいですよね。
それぞれの主な活動を説明します。

JANOG運営委員会

JANOG運営委員会はJANOGの継続的な発展をミッションに持つ委員会です。
常設の委員会となっており、JANOG運営の方針や方向性の検討やJANOG運営に必要なシステム(メーリングリスト・Slack・Webサーバなど)の運用、JANOG実行委員会の支援などを行っています。 現在の運営委員会メンバーは こちら

JANOG運営委員をより詳しく知るためには以下のドキュメントをご覧ください。
JC6:JANOG運営委員会の活動内容
JC7:JANOG運営委員会・ポジションペーパー

JANOGミーティングホスト

ホストはJANOGミーティング毎に公募企業から決定されます。
主な役割は、会場の提供や開催にかかる各種調整と運営費用の負担となります。

JANOGミーティングのホストについては下記ドキュメントにまとまっています。
JC3:JANOGミーティングのホスティングのお願い

JANOG実行委員会

JANOG実行委員会は、JANOGミーティング毎に編成されます。 役割を一言で表すと、”JANOGミーティングを成功に導く”となります。
JANOG実行委員会には、プログラム委員会、企画編成委員会で構成されており、ミーティングによっては、Hackathon委員会やNETCON委員会が編成される場合もあります。
まさにこれから募集するスタッフは実行委員会ですので、より深掘って説明しますね。

JANOG53で募集する実行委員

プログラム委員 – Program Committee (通称 : PC)

プログラム委員は、JANOGミーティングの核となるプログラムについて、方針の決定、募集、タイムテーブルの決定、準備、資料公開を担当する委員会です。 それぞれのプログラム担当を割り振り、登壇者の方と事前ミーティングを行うことで、議論が盛り上がるようサポートも行います。
忙しい時期は、プログラム公募終了後のプログラム採点とタイムテーブル案作成を行う、9月末~10月頃となります。

プログラム委員は発表内容を理解して登壇者のサポートをしていくため、技術に明るいとよいと思われるかもしれません。しかし、JANOGミーティングの参加者は3~4割初めての参加者で成り立っています。その目線で気づきなどをお伝えするのも大切な役割なので、過度に畏怖の念を抱く必要はありません。

企画編成委員 – Organizing Committee (通称 : Org)

企画編成委員は、JANOGミーティング会場設営に関わる全般的なお仕事となり、ホストさんと連携をして参加者の皆さんが「JANOGに満足してもらえるような空間・企画をプロデュース」することがミッションとなります。具体的には、JANOGミーティングのWebサイト運営、広報活動、イベント企画、会場運営などを行います。

忙しい時期は、12月頃から開催当日までの二ヶ月です。 冬のJANOGは年末年始を挟むため、前倒しのスケジュールとなり、本来の業務なども忙しいなかで進めていく事もあります。 

NETCON委員 – NETCON Committee (通称 : NC)

NETCON委員は様々なネットワークトラブルを仮想環境上に構築し、参加者のみなさんに解いてもらうことで、最終的にだれが一番トラブルシュートができるかを競うイベントです。 NETCON委員の目的は「問題作成・環境構築をして、NETCONを成功へ導く」ことになります。 NETCON委員は、出題する問題の作成、参加者が操作する環境の用意、NETCON参加者向けのイベント企画などを行います。

一定以上の技術スキルを求められると思いがちですが、イベント企画などのタスクもありますので、必ずしも技術スキルが必要というわけではありません。

JANOGスタッフをするメリット

純粋な一般参加者として参加すると、どうしても所属する会社や取引先などの知人だけ話してしまいがちですよね。スタッフをやれば、JANOGミーティングを成功に導くという共通目的でいろいろな会社の人と一緒に活動します。その結果、人脈が一気に広がり、よりJANOGを楽しめるようになるはずです。
また、違う組織に所属するということになるので、会社組織とは違うJANOG実行委員会流のマネジメントを経験することができます。
会社に所属しながら、複数の組織運営を経験できるのは、貴重な機会ですし、今後の糧になるはずです。

このニュースレターを読んで、少しでも興味を持った方、
ぜひスタッフの応募、お待ちしております!!!

スタッフ応募お待ちしてます!! by JANOG53 実行委員長(SC)の二人
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