プログラム紹介「仮想化基盤ソフトウェア更改に向けた取り組みとその課題 ~やっぱりOpenstackの複数世代Skipは大変だった~」

Day1(1/17) 15:45~16:30に開催される「仮想化基盤ソフトウェア更改に向けた取り組みとその課題 ~やっぱりOpenstackの複数世代Skipは大変だった~」の発表者の
・株式会社NTTドコモの磯田さん
・ドコモ・テクノロジ株式会社の鎌田さん
からコメントを頂きましたので、以下にご紹介をさせていただきます。

応募したきっかけ

弊社では昨年Openstack仮想化基盤の更改を検討し、現在は商用展開しています。 上記を進める中で、他ではどのように仮想化基盤を運用・更改しているかを議論したいと議論先を探していました。JANOGには弊社と類似の課題を抱えている企業やインターネット技術者が多く集まるため、通信事業に限らず幅広い方々と議論ができると考えて応募しました。

アピールポイント、議論したいこと

Openstackを利用した仮想化基盤について、主に以下2点を発表します。

  • 更改にかかる設備コストを抑えるため、Blue/Green更改ではなく、世代の異なるOpenstackを併存させながらローリング更改に対応した際の課題と対応
  • 関連システムに対しAPIバージョンアップの後方互換性を持たせるためGW機能の追加開発での課題と対応

上記を通して、通信事業観点での大規模な仮想化基盤更改の実状をご紹介できると考えています。

議論したい点は以下です。

商用のライフサイクルは長期間であるため、短いOSSサポート期間内に仮想化基盤の商用更改を実施するのは現実的でないと考えています。皆様はどのように仮想化基盤のソフトウェア・ハードウェア更改している・したほうが良いと考えるでしょうか?

例えば以下3つの選択肢があると考えています。

  1. 弊社と同様にOSSバージョンを複数世代Skip更改
  2. Blue/Green方式で更改
  3. プライベートクラウドであるため、更改せず塩漬け

他の選択肢の有無も含めて、議論したいです。

JANOG53の参加者への期待

プログラムでの議論に加えて、更改に限らず仮想化基盤の仕様検討・商用運用に関する困りごとや困らないのか気になる点を、是非コメントをいただきたいです。コメントいただいた困りごとが既に弊社で発生していれば、その対応について議論できますし、未発生だとしても発生防止に向けた議論ができると考えています。

最後に

現地初参加・初発表のため、とても楽しみにしています。

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