プログラム紹介「ハイブリッドクラウドで5GC UPFを実装してみた」

JANOG54企画編成委員の山口です。

Day2 (2024年7月4日(木)) 13:30~14:15に三菱重工業ルーム (会議室 203+204)にて開催される「ハイブリッドクラウドで5GC UPFを実装してみた」の発表者の峯木厳さん(KDDI株式会社)と田川翔司さん(KDDI株式会社)に、本プログラムについてお話を伺いました。

応募のきっかけ

自分たちの成果を対外公表するうえで、同じ部署のチームが前回のJANOGにて発表しているため、今回の発表先として決めさせていただきました。もともと1度は出てみたいと思っていたので、ちょうど良いタイミングで採用いただき、とても嬉しいです。

参加者と議論したい点

  • プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウドの比較とハイブリッドクラウドの利点
    • 各社でプライベートクラウド/パブリッククラウドにシステムの移設を進めていると思うが、ハイブリッドクラウドはありだと思うか
    • オンプレミス機器のパブリッククラウドへの移設は大変だと思うが、どう取り組んでいるか
  • パブリッククラウドにおける従量制課金体系とユーザプレーンパケット処理の相性
    • パブリッククラウドの従量制課金体系はユーザプレーンを始めとする大容量通信系のサービスと相性が良くないが、パブリッククラウドを活用する場合どうするのが正解か
  • ハイブリッドクラウドを用いた開発におけるマネージドサービスとの連携方法
    • ハイブリッドクラウドにおけるNWデザインはどうするべきか
      • クラウド的な考え方に則るとマネジメントNWは不要だが…
    • オンプレミスサーバ上のサービスの冗長管理はどうするべきか
      • SR-IOV+DPDK(HT無効、CPU Pinning、NUMA最適化)などの高スループット実現方法と仮想化の冗長は相性が悪い
    • 通信キャリアにおけるサービスノード内製開発の本音と建前

参加者に期待する点

キャリアでの5G NFの内製開発は例が少ないので、是非ベンダ(開発者、提供者両方)の立場でアドバイスやご意見を頂ければ嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。
参加者の皆さんと議論を行うことで、新たなアイデアや知識を得られることを楽しみにしています。
また、通信キャリアでも内製開発をはじめ、いろいろと取り組んでいますので、学生の方々も是非興味を持ってほしいです。

\このページをシェアする/