JANOG54 のライトニングトーク募集は終了致しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
JANOG54 Meetingのライトニングトーク(LT)募集ページへようこそ!
下記の要領で募集いたしますのでご応募お待ちしています。
ライトニングトークとは、本会議の中で5分間の短いプレゼンテーションを行うプログラムです。
質疑応答の時間はなく、プレゼンテーションやデモなど、すべてを含めた持ち時間が5分間となります。
JANOG54では、ライトニングトークをDay3(7月5日)に開催します。当日は「ライトニングトーク」に続けて「オフレコLT〜ここだけの話〜」の開催を予定しておりますが、本募集は通常の「ライトニングトーク」の募集となります。「オフレコLT〜ここだけの話〜」につきましては、ライトニングトーク開催中に会場受付横のスペースにおいて受付を行います。詳しくは個別ページをご確認ください。
応募時点で当日発表を想定したプレゼン資料を送っていただき、以下の基準で採点を実施します。
応募順に随時採点を実施し、基準点を超えた場合即採用とします。
基準点に達しない場合は、募集締切後に残っている採用枠を上限として合計点の高いものから順に採用します。
採用数が募集上限である8本に達した時点で募集終了となるため、募集締切日より前に募集終了となる場合があります。
募集概要
〇開催日時
ライトニングトーク (LT)
日時: Day3 2024年7月5日 13:30 – 14:15(45分)
場所: JPRSホール (コンベンションホールA)
※ライトニングトーク登壇は現地のみとさせて頂きます。
※発表順についてはJANOG54実行委員会に一任いただきます。
※アーカイブ配信の提供を予定しております。
採用数
8本
選考方法
以下の3つの観点について、審査員が一人当たり各項目5点満点、合計75点満点で採点します。
- 有益性: 技術/運用の観点で日本のネットワークオペレータにとって有益か?
- 新発見: 発表を通して新しい発見を得ることが期待できるか?
- インパクト: この発表をすることで業界に色々な意味で影響を与えることが出来るか?
各項目の平均点が採用基準を超えた場合は即採用となります。
採用基準に達しない場合は、募集締切後に残っている採用枠を上限として、合計点の高いものから順に採用します。
審査員
高橋 翔 (プログラム委員長)
古田 陸太 (プログラム委員長)
齋藤 脩愉 (プログラム委員)
立松 裕將 (プログラム委員)
土屋 師子生 (プログラム委員)
*審査員自身の応募は本人の採点は0とします。
募集期間
2024年6月5日(水) 12:00 (JST) – 2024年6月19日(水) 12:00 (JST)
※ただし、期間中でも採用上限に達し次第募集終了となります
応募方法
JANOG54 のライトニングトーク募集は終了致しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
発表に関する注意点について
- JApanNetwork Operators’ Group Policy*1 に基づき、明らかな営業活動を目的とした発表はご遠慮願います。
発表は基本的に日本語とします。日本語以外での発表の場合には、応募者側で日本語への通訳をお願いいたします。 - JANOG行動規範*2 に基づき、あらゆる嫌がらせや誹謗中傷、反社会的行為を含む発表は、ご遠慮いただいております。
*1 https://www.janog.gr.jp/doc/janog-comment/jc1.txt
*2 https://www.janog.gr.jp/doc/janog-comment/jc11.txt
みなさまのご応募を心よりお待ちしております。
Slackチャネル
会期中や会期終了後の議論にお使いください
アーカイブ配信
採用プログラム
NOC負荷軽減と自動RCA
発表者
仲島 悠平(ソフトバンク株式会社)
発表概要
故障発生中のNOCの対応は非常に緊迫するものであり、作業工数の削減や精神的負荷の削減が喫緊の課題です。
復旧アクションの早期化や自動化の重要性は言うまでもなく、弊社においても負荷軽減の取り組みを行っていますが、故障の情報整理にかかる工数や負荷も無視できないものであることがわかっています。
そこで弊社では一部のネットワークを対象として、故障の根本原因分析(RCA:Root Cause Analysis)を行うシステムを開発し、故障の情報整理を自動化しました。その仕組みの概要と効果、今後の機能拡充についてお話しします。
発表資料
採点結果
有益性 合計: 23 平均:4.6
新発見 合計: 21 平均 4.2
インパクト合計: 21 平均 4.2
合計 65
AI/MLデータセンターネットワークでの負荷分散手法 –NW運用者の視点から-
発表者
小林 正幸(LINEヤフー株式会社)
発表概要
本LTでは生成AI時代のデータセンターネットワークにおける負荷分散手法に焦点をあてます。
AI/MLのRDMAネットワークでのQoS(輻輳制御)がトレンドですが、もう一つの重要な要素に負荷分散メカニズムがあります。
これはECMPのリンクを効率よく選択することで、エントロピーの少ないフローも分散できるようにする技術です。
これらの技術は Adaptive Routing(AR) といった言葉で一括りにされがちですが、細かな実装やメカニズムが異なります。
適切なTCOを満たすスイッチを構築することは、設備投資と運用コストの両方の観点から重要なため、ネットワーク運用者の立場からこれらの手法をまとめ、実際に動かして見えてきた留意点も含めて紹介できればと思います。
発表資料
AI/MLデータセンターネットワークでの負荷分散手法 –NW運用者の視点から-(小林)
採点結果
有益性 合計: 21 平均 4.2
新発見 合計: 21 平均 4.2
インパクト 合計: 20 平均 4.0
合計: 62
5GC試験自動化の取り組み
発表者
白水 孝始(株式会社 NTTドコモ)
発表概要
大規模化かつ複雑化なシステムでは試験にかかる労力や時間が膨大になるため、効率化のための試験自動化が重要である。
試験自動化の手法が確立しつつある一般的なWebアプリケーションと比較すると、テレコムのNWでは、膨大なトラヒックに対するパフォーマンスの維持・安定した運用が求められるため、性能試験や長期安定化試験などの負荷試験を大規模かつ数多く実施する必要がある。そのため、一般的なWebアプリケーションで用いられる手法をそのまま適用できない。
そこで、Ansible Automation Platformを用いて一部の試験を内製により自動化した。取り組みの流れから、今回の成果、今後の検討までを紹介する。
発表資料
採点結果
有益性 合計: 20 平均 4.0
新発見 合計: 20 平均 4.0
インパクト 合計: 21 平均 4.2
合計: 60
1年かけてASを綺麗にした話
発表者
池上 謙一(NTTコミュニケーションズ株式会社)
発表概要
弊社の検証設備で運用しているASは2024年6月現在ROA登録カバー率100%を達成しています。
が、このROAを登録するまでの段階で解消すべき障壁が複数ありました。
今回はROA登録までに乗り越えた障壁を紹介し、検証環境に限らないAS運用における教訓をお伝えします。
発表資料
1年かけてASを綺麗にした話 〜ROA対応100%への道のり〜(池上)
採点結果
有益性 合計: 25 平均 5.0
新発見 合計: 18 平均 3.6
インパクト 合計: 21 平均 4.2
合計: 64
5分でキャッチアップ!containerlab 最新情報
発表者
小川 怜(ノキアソリューションズ&ネットワークス)
発表概要
コンテナラボ(containerlab)は、日本のネットワークエンジニア・開発者の皆様にも広く使われるツールとなってきました。このライトニングトークでは、コンテナラボの最新機能とアップデートを紹介し、その利点を探ります。環境の再現性、コスト削減、柔軟性といったメリットを持つコンテナラボが、どのようにして進化しているのかをご紹介します。また、コアメンバーからの今後の展望やコミュニティの成長についてのメッセージもご紹介できればと思います。
発表資料
5分でキャッチアップ! containerlab 最新情報(小川)
採点結果
有益性 合計: 24 平均:4.8
新発見 合計: 21 平均:4.2
インパクト 合計: 21 平均:4.2
合計: 66
集まれ!DC大好きっ子!~DCへのファイバ引き込み~
発表者
勝 靖宏 (NTTリミテッド・ジャパン株式会社)
平野 華奈子(NTTリミテッド・ジャパン株式会社)
発表概要
DCで回線サービスやダークファイバを利用したいとき、何が起こるかわからない昨今ではラックまで冗長化が必須となっています。しかし物理的な制約で異ルートをとれないDCも多く利用できる回線サービスも限られてしまうこともあるかもしれません。そこでDC大好きっ子の一部が考える、DCへのファイバ引込はどんな物理的な設計が最適解なのかをお話しさせていただきたいです。
発表資料
集まれ!DC大好きっ子!~DCへのファイバ引き込み~(平野/勝)
採点結果
有益性 合計: 19 平均:3.8
新発見 合計: 16 平均:3.2
インパクト 合計: 20 平均:4.0
合計: 55
WDMを用いて量子暗号通信をやってみた!
発表者
山口 闘志(PacketLight Networks, Ltd.)
発表概要
量子暗号通信は、量子コンピューターのような高速コンピューターを使用しても、理論上絶対に破ることのできない暗号通信技術!
サイバー攻撃の高度化と量子コンピュータの登場により、光ファイバネットワークは危険にさらされる可能性があり、セキュリティの強化と鍵交換方法の強化が求められています。
WDM(波長分割多重方式)の400G波長(データ信号)と共存させる形で量子鍵配送(Quantum Key Distribution、以下QKD)を運用し、既に展開されている光ファイバー上(同一の光ファイバー上)でQKDを用いた大容量かつ低遅延の量子暗号通信の実証実験に成功しました。
今回は、その実証実験の結果を共有いたします。
当社プレスリリース:https://www.packetlight.jp/pressrelease20240423-qkd/
※QKD(Quantum Key Distribution)とは、光ファイバー伝送路において、1ビットあたり1個の光子に鍵情報を載せて伝送することで、2者間で安全に暗号鍵を共有する技術。
発表資料
WDMを用いて量子暗号通信をやってみた!-Quantum Key Distribution-(山口)
採点結果
有益性 合計: 17 平均:3.4
新発見 合計: 19 平均:3.8
インパクト 合計: 17 平均:3.4
Total: 53
プリスクール環境構想
発表者
小原 啓希(株式会社NTTドコモ)
発表概要
若手ICT人材が自由に利用出来てかつ壊しても問題がない環境を提供しているネットワークオペレータは少なく、これはICT人材育成において業界全体の課題です。
本発表ではドコモの検証環境内に開発・運用・保守問わず使える全体的な技術者育成環境(プリスクール環境)構築を行っている事例を紹介します。この取り組みにおいて検討した事項や取り組み方を紹介することで、若手ICT人材育成のノウハウと今後の事業者間での相互接続による業界全体のスキルアップに繋げる施策を発表いたします。
また、オペレータ間で技術者育成の情報交換・取り組みの共有・取り組みを進めていくためのノウハウ共有や議論を行います。
発表資料
採点結果
有益性 合計: 16 平均:3.2
新発見 合計: 14 平均:2.9
インパクト 合計: 21 平均:4.2
合計: 51