概要
昨今の海外動向、リモートワークの普及、増加する自然災害など社会情勢より、OCNを取り巻く環境もまた変化しており、
大容量のトラフィックを効率的に捌くことだけでなく、信頼性やセキュリティも考慮した設計・運用を行なっています。
本発表では、以下の昨今のOCNの取り組みについて共有し、皆様とネットワークの運用について議論させていただければと思います。
1.増加するインターネットトラフィックへの対応
・現在のOCNネットワーク構成とトラフィック状況について
・400G化の取り組みや3rd party SFPの導入状況について
・バックボーン区間トラフィック削減に向けた取り組み(cache等)
2.バックボーンの信頼性向上
・OCN障害事例の紹介 (台風/豪雨まど)
・バックボーン伝送網の冗長方式の再設計について
・サイレント故障対策の取り組み
3.ネットワークセキュリティ
・RPKIを使った経路セキュリティの取り組み
・外部からのOCN網への攻撃への対策/運用の自動化について
議論ポイント
・トラフィックの増え方すごいですが、設計/構築/運用での工夫ありますか?400G(or more)の導入状況は?
・毎年のように災害がある中、信頼性への要求も高くなっていますが、災害等での長期間障害でも耐えられるような構成の工夫はされてますか?もしくはどのあたりで割り切ってますか?(実際にあった苦労話でも‥)
・外部からの攻撃対策どうされてますか?(運用フローなど)セキュリティはどんなチームが主体で検討されてますか?
場所
第3展示場A
日時
Day2 2025年1月23日(木) 11:15~12:15(1時間)
発表者
中森 朋郁
Nakamori Tomofumi
NTTコミュニケーションズ株式会社
水口 直哉
Mizuguchi Naoya
NTTコミュニケーションズ株式会社