いかにして我々は7/19の史上最大規模の障害から復旧したのか

概要

2024年7月19日、セキュリティ製品を起因とする史上最大規模と言ってもいい障害が発生しました。
影響は全世界の約850万台のWindows製品が導入されているコンピュータに及び、オンプレミス、仮想マシン、クラウドなど影響は広範囲におよびました。そして、発表者が運用保守しているシステムも、この障害の影響を受けることになりました。

本発表では障害の発生から原因追及、原因が判明してからどのようにシステムを復旧したかについての発表をおこないます。
システムを完全に復旧させるまでの過程を紹介し、その過程を踏まえたうえで、
・過去は使えたけど今は様々な要因で使えなくなった技術
・クラウドが多く使われるようになってロストテクノロジーになってそうな技術
などの話をさせていただき、必要じゃないように思えるんだけど実は未来を紡いでいくために実は必要な技術って色々あるんじゃないのか、とか、そういう発表または議論ができればと思っています。

議論ポイント

クラウドやSasSの台頭でエンジニアに必要とされる技術は大きく変わっていると思いますが、一方で本発表のような障害が発生した場合、今まで不要とされていた技術が必要になってくる場面もあると思います。
ここではそのような技術の学びはそもそも必要なのか、そのような技術の学びを継続させるのが必要なのか、必要な場合どうしたらよいのかを議論したいと思います。

場所

第3展示場B

日時

Day2 2025年1月23日(木) 14:45~15:30(45分)

発表者

小岩 秀和
KOIWA Hidekazu
ビットスター株式会社

公開資料

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