JANOGerのみなさんこんにちは!JANOG55 企画編成委員の山口です。
Day1(2025年1月22日)15:45~16:30に第3展示場Aで行われるプログラム「ネットワークオペレーター向けセキュリティアラート事例紹介」にご登壇いただく、Swimlane, Inc.の石橋 拓己さん、シスコシステムズ合同会社の石川 章史さんにお話しを伺いました。

左中段から石橋さん、石川さん、
左下段から蟹江(プログラム委員)、川越(企画編成委員)
応募のきっかけ・このテーマを選定された理由を教えてください
石橋さん
ネットワークはじめ、いろいろなセグメントの人とセキュリティがきちんと連携しやすくなる土壌を作っていきたいという思いからです。普段の業務から情報連携のしにくさを感じたり、「もうちょっとうまく互いの得意なところで力を出し合えれば、すんなり解決するんだけどな」と歯がゆい思いをずっとし続けていました。同じような課題を抱えている人、議論したい話題がたくさんあるテーマかと思うので、それらの解決の一助になればと思っています。今回は強力な元上司(石川さん)にもご協力いただきます!
石川さん
かつての部下(石橋さん)から言われたらやっぱり断れないですし(笑)、非常に思考は似ているところはあって。
そういった意味で言うと、想いに同調したという観点ももちろんあるのかなと思っております。
議論のポイントを教えてください
石橋さん
聴講いただいて、よりブラッシュアップした意見が聞ければ嬉しいです。あともう一つはネットワークオペレーターからもセキュリティ担当者側に対して「こうして欲しいな」「こういう情報欲しいな」と思っていることがあるはずなので、ぜひそういった不満を逆に言いに来てほしいなという思いはあります。
石川さん
そういった不満みたいなものは是非いただけると嬉しいですね。
ネットワークとセキュリティ…短期的にはコラボレーションで、長期的にはもう“融合”と言いますか、「垣根なくやれる!」ような人が育ってほしいと願っています。
特に聴講いただきたい方・ターゲット層について教えてください
石橋さん
メインターゲットはエンタープライズネットワークのオペレーターやアーキテクターではありますが、セキュリティインシデントが起きる時の兆候や振る舞いは、多分どのようなネットワークでも共通した事象かと思います。情報連携の際のポイントや留意点に関する今回の発表は、様々な方に面白いと感じていただける、また有益な情報かと感じています。ぜひ広く、多くの方に聞いていただき、最終的には“融合”していただきたいという期待はあります。
個人的に 30 半ば以下の人たちは、自分の業務領域をより狭く、より限定的なものにされている傾向を若干感じているので、ぜひこの機会を垣根を越えて複数領域のスキルを得るきっかけにしていただけたら嬉しいなと思っています。
石川さん
ぜひ若い駆け出しの、まだ柔軟な思考な方のほうがすんなり聞いていただけるかと思います。
意気込み・JANOGerへのメッセージをお願いします!
石橋さん
今までもJANOGプログラムへは参加したことがありましたが聞く専門で、今回初めての登壇となります。今回の登壇は何かしらシェアする立場を担うという、初めてのチャレンジではありますが、強力な元上司(石川さん)のバックアップを受けて、最低限のクオリティは担保できると自負しています!(はい!非常に期待しております!By執筆者)
JANOGで育ってJANOGで発表するようになった者として、精一杯務めさせていただきます!
石川さん
私は3回目の登壇ですが、過去の登壇時に、「参加者とよりコミュニケーションがとれる機会である」ということに気づきました。今回もこのような機会をいただけたので、またいろんな方とコミュニケーションを取れるのかなと楽しみにしております。