世界No.1 レベル5 AI-NOCへの道

概要

本発表では、世界最高レベルの自律型ネットワーク運用(AI-NOC)を目指した取り組みについて紹介します。現在のネットワーク運用は、自動化が進んでいる一方で、レベル5の完全自律型ネットワークには至っていません。そこで本発表では、TM Forum(オペレーションの標準化団体)が定義する自律ネットワークレベルに基づき、レベル5到達に向けた課題と展望を議論します。

まず、これまでの当社の取り組みとして、事故対応のスマート化、アラーム要約、ネットワーク構成図の自動生成などを紹介します。これらの取り組みは、運用効率の向上に貢献してきたものの、依然として人手に頼る部分が多く残っています。
次に、レベル5到達のために今後取り組むべき課題として、非定型業務の自動化、AIによる予測的・予防的なネットワーク運用、複数のサービス・ドメインにおける自律的な意思決定などを挙げます。
最後に、これらの課題を克服することで、運用効率の向上、サービス品質の向上(サービス停止時間の短縮、人的ミスの削減)、顧客満足度の向上といったメリットが期待できることを示します。
本発表が、レベル5 AI-NOC実現に向けた、業界全体での議論のきっかけとなることを期待します。

議論ポイント

・AI-NOCに取り組んでいる各社のレベルは
・非定型業務の自動化はどこまで可能か
・AIによる判断・実行のリスクを最小限に抑えるための対策は
・費用対効果・投資対効果は

場所

第1展示場A

日時

Day2 2025年1月23日(木) 16:00~16:45(45分)

発表者

北崎 恵凡
Kitazaki Ayachika
ソフトバンク株式会社
井手 敦也
Ide Atsuya
ソフトバンク株式会社
池上 飛世
Ikegami Takase
ソフトバンク株式会社
大村 高輝
Omura Takaki
ソフトバンク株式会社

公開資料

発表資料

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