プログラム紹介「通信事業者特有のNW要件に合わせたクラウドのNW設計 ~出たばかりのマルチVPC ENIを5GConAWSで活用してPoCしてみた~」

JANOG54企画編成委員の山口です。

Day3 (2024年7月5日(金)) 11:30~12:15にJPRSホール (コンベンションホールA)にて開催される「通信事業者特有のNW要件に合わせたクラウドのNW設計 ~出たばかりのマルチVPC ENIを5GConAWSで活用してPoCしてみた~」の発表者の清水和人さん(株式会社NTTドコモ)と田中優多さん(株式会社NTTドコモ)、鶴田公隆さん(株式会社NTTドコモ)に、本プログラムについてお話を伺いました。

応募のきっかけ

JANOG52で5GConAWSに関して発表した際に反響が大きかったことから、発表後新たに出てきた知見・課題についてみなさんと改めて議論したいと思い応募しました。

参加者と議論したい点

ドコモのネットワークは数千万単位のお客様にご利用いただいており、それを支えるコアネットワークの装置はそれらのユーザを収容するために大規模になっています。
そのため、セキュリティやIPアドレス数の観点からネットワークセグメントを細かく分割しています。

2022年から取り組んでいる5GCをパブリッククラウド(AWS)上に構築する技術検証において、基本的にフラットなネットワークであるパブリッククラウドと細かく分割されたネットワークセグメントのオンプレミス環境をどう共存していくのか頭を悩ませていました。
昨年後半にリリースされたAWSの新機能であるMulti-VPC ENIアタッチメントがこの課題の解決策の1つになりうると考え、実証実験を実施しました。

今回の発表では実証実験の結果と、同時に得られた知見・課題を共有します。
そのうえで、オンプレミスとパブリッククラウドを共存させるハイブリッドクラウド環境ではどのようなネットワーク設計としていくべきか、同じような悩みを持っている事業者さんがいればどのように解決したのか、などを会場のみなさんと議論したいと考えています。

参加者に期待する点

オンプレとパブリッククラウドが共存するこれからの時代のネットワーク設計について、ネットワークのプロのみなさんからぜひご意見いただければと思います!

コメント

清水さん:修学旅行以来の古都・奈良が楽しみです
田中さん:レガシーなネットワーク脱却に向けて、みなさまとの議論を楽しみにしてます
鶴田さん:鹿になりたい。

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