JANOGerのみなさんこんにちは!JANOG55 企画編成委員の海老澤です。
Day2(2025年1月23日) 13:30~14:30に第3展示場Aで行われるプログラム「ネットワーク作業自動化の道: 信頼性と効率性の両立」にご登壇いただく、KDDI株式会社の岸祐斗さん、長野知幸さん、藪原穣さんにお話を伺いました。

左下から長野さん、藪原さん
応募のきっかけを教えてください
岸さん
登壇することで、他社の皆様と、どのようにして自動化を進めているのか、工夫している点はあるか、またどのような課題があるかをディスカッションさせていただき、今後のアクションについて模索していきたいと考えております。
長野さん
我々の取り組みに興味を持ってくれる人が多いのではないかと思い応募いたしました。
藪原さん
JANOG53で登壇をしたとき、同じような課題を持った方と会話する機会に恵まれました。今回のテーマも、同じような課題を持つ方々と会話をする場として最適だと思い、登壇を決意しました。加えて、チームメンバーからの後押しも決め手になりました。
ネットワーク自動化や作業自動化は注目されているトピックです。このテーマについて読者に知ってほしい、考えてほしいポイントはありますか?
岸さん
自動化を沢山の人が継続的に取り組めるための工夫点を説明させていただきます。また、敢えてCLIベースの自動化を進めた点について、我々が課題だと感じている点も踏まえて、皆様のご意見を伺えたら嬉しいです。
藪原さん
作業のプロセスを変更するような大改革をせずに、保守的な人たちを安心させながら、自動化のメリットを享受していきたいという思惑がありました。また、自動化を行うと技術ノウハウの継承が難しくなり相容れないというテーマがあり、そのような困難をどのように乗り越えたかについて注目していただきたいです。
自動化に対する「やりがい」や「楽しさ」について
長野さん
まだ自動化されていない領域があるということは、そこに何かしら自動化への壁があるということであり、その壁を乗り越えるところです。
藪原さん
自動化に壁を感じている人たちが、このプロジェクトを通じて一歩前に踏み出せたこと、それを支えられたことです。
プログラム参加を検討している方に向けて、一言メッセージをお願いします。
岸さん
ディスカッションを通して、自分たちの取り組みや他社さんの取り組みについて意見交換させていただければと思います。
長野さん
自動化の仲間を増やしたいので、参加よろしくお願いします。
藪原さん
このプログラムは、特定のスキルや経験の有無にかかわらず気軽に参加できる内容になっています。自動化に対する思いがあれば、議論に参加していただければと思います。
感想
まずはインタビューのご協力ありがとうございました!
私も自動化を推進している立場で、「作業者との障壁を取り除きながらの自動化」をどのように行っていったかが気になりました。皆さんの自動化に対する熱意がとても印象的でした。今回の発表を通じて新たな気づきや仲間が生まれる場になることを期待しています。