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概要
RPKIってムズカシイ!? いえいえ、そんなことはありません。
RPKIはルーティングセキュリティを高める1つとして普及が広がっています。JPNICより分配されたIPアドレスに対するRPKIのROAカバー率は高まってきており、BGPルータにおいてROAを使ったBGP経路の検証(Route Origin Validation – ROV)も国際的な通信事業者で導入が進んでいます。一方で地域の事業者を中心に、「何をすればよいのか分からない」「本番環境に入れるのはちょっと…」と導入に躊躇するみなさまも少なくありません。
ここではRPKIの活用に向けてゼロから動き出す、一歩となるようなセッションをお届けします。
(1) RPKI技術解説〜実はかんたん!ROA発行〜
(2) RPKIへの一歩を踏み出すために〜コミュニティを通じた普及の取り組みと一歩の先〜
(1)では、昨今のRPKIの普及状況などの全体的な話から、実際にROAの発行に至るまでの流れを紹介します。
(2)では、コミュニティを通じた普及の取り組みや地域事業者における現状にフォーカスします。RPKIの導入に必要なもの、「やってみたら意外と簡単だった」の気づきと、その機会に至るまで必要なことを取り上げ、さらなる普及に向けた課題とその先を考えます。
最後に、ディスカションの時間には特に地域の事業者におけるRPKIについての「導入にあたっての課題とは」「導入するために何が必要か」「導入してどうだったか」についてみなさまと議論し、RPKIを活用するために何が必要かみなさまと考えたいと思います。
場所
ふじさんホール
日時
Day2 2023年1月26日(木) 10:00~11:15(1時間15分)
発表者
Naoki Hanai (JPNIC)
Hiromu Shiozawa (JPNIC)
Shinsuke Yamamoto (Internet Initiative Japan Inc.)
Hisashi Nakayama (EDION Corporation)
公開資料
発表資料 (山本)
発表資料 (花井)
発表資料 (塩沢)
発表資料 (中山)