プログラム紹介「OpenConfigを活用したNW検証業務自動化への取り組みと課題プログラム紹介」

Day3(7/5) 13:30~14:15にIIJホール (天平ホール)で開催される「プログラム紹介「OpenConfigを活用したNW検証業務自動化への取り組みと課題プログラム紹介」の発表者である佐藤 亮平さん(KDDI株式会社)、福井 良平さん(KDDI株式会社)に、本プログラムについてお話を伺いました。

左から冨永(プログラム委員) 、中尾(プログラム委員)、佐藤さん、福井さん

応募したきっかけ

  • OpenConfigの活用を業界全体で広めたい・仲間を増やしたい
  • 以前から機会があればJANOGで発表したいと思っていた

アピールポイント、議論したいこと

【背景/課題】

NW検証業務を効率的に実施するには自動化が不可欠だが、それぞれの機器/OSに対応した設定・確認方法の定義やコーディングが必要であり、自動化するには多くのリソース(手間や稼働)を要する。

【課題への対応】

効率的な検証自動化を行うにあたり、ベンダーニュートラルなYANGモデルである”OpenConfig”の活用が有効だと考え、技術実証を行った。 
技術実証を行う中で、OpenConfigを活用できるフレームワーク・ツールが充実していることや検証自動化に対してOpenConfigの活用がある程度有効であることが分かった。一方で、OpenConfigでモデル化されていない操作があることや、機器/OS VersionによってOpenConfigに対応していない操作があること、OS VersionによってOpenConfigを利用した操作に微妙な差分がある等の課題があることが分かった。

【参加者と議論したいこと】

技術実証内容や課題について共有し、ベンダーニュートラルな自動化やYANGモデルの活用方法に関して、下記の内容について議論したい。

<NW機器ベンダー向け>

  • OpenConfig対応のモチベーションは?
  • OpenConfig WGとどのように連携していますか?

<オペレーター向け>

  • 異なるベンダー機器に対する自動化は、どのように対応してますか?
  • YANGモデルって使っていますか? 使っていれば、どのような課題がありますか?
  • それとも、CLIベースの自動化が多いですか?

JANOG54の参加者への期待

ベンダーニュートラルな自動化やYANGモデルの活用方法に関して、ご意見やアドバイスをお聞きしたい。
また、我々と同じような課題があれば、一緒に対応策を考えていきたい。

最後に一言

セッション内でも替え玉エリアでも、たくさんディスカッションしましょう!

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