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概要

LINEではコミュニケーションアプリをはじめ各種ファミリーサービスを提供するために10,000+台のネットワーク機器、68,000+台のサーバ、94,000+台のVM instanceを日々運用しています。
“機器はいつかは故障する”、”人は誰でもミスをする”ため、日々の運用や設定変更作業の中で障害が発生しており、大きな障害ではLINEの主要機能が一時的に利用できない状態になったこともあります。
そのため業務クオリティの向上に取り組んでいますが、それでもインフラの稼働率を100%にすることは不可能であり、LINEとしてアプリケーション目線で稼働率をあげる対策を進めることにしました。
具体的には、互いに障害の影響を及ぼさないインフラ基盤(Availability Zone)を3つ以上構築しアプリケーションを複数のAZに分散配置することで、障害発生時においても他のAZで処理を継続しアプリケーションが止まらないようにすることを目指しています。
今回の発表ではこのmulti-AZ環境を実現するためにLINEがどのようにAZを定義し、ネットワークインフラの構築、private cloudの各種サービスやプラットフォーム機能の開発を進めたかを共有します。
非常に高いレベルでのインフラ稼働率がが求められる通信事業者においても、ノード仮想化のためのprivate cloud環境整備は進んでいるため、コンテンツ事業者目線、通信事業者目線での「private cloud環境のインフラに求められる冗長構成」について議論をし、お互いに取り入れられる良い点を見つけたいと思います。

場所

1Fメインアリーナ

日時

Day1 2022年7月13日(水) 17:45~19:00(1時間15分)

発表者

鈴木 雄一郎
LINE株式会社

Yuichiro Suzuki (LINE Corporation)

向井
LINE株式会社

Shu Mukai (LINE Corporation)

川上 けんと
LINE株式会社

Kento Kawakami (LINE Corporation)

山田 英樹
LINE株式会社

Hideki Yamada (LINE Corporation)

公開資料

事前資料_鈴木
事前資料_向井
事前資料_川上
事前資料_山田

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