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JANOG






■ 沖縄観光情報 アーカイブ ■


2007年01月18日
美ら海、そば街道

今回の沖縄観光情報は、リゾートエリアである国頭(くにがみ:沖縄本島北部)についてお伝えしたいと思います。

国頭には、山原(やんばる)と呼ばれる自然豊かな森林が広がり、国内屈指のリゾート地"恩名村(おんなそん)"、日帰りできる離島"伊江島"、沖縄屈指の名城を持ち日本で最も桜の開花の早い(なんと一月!)"今帰仁(なきじん)"などとても魅力的なスポットがたくさんあります。
そんな中で今非常に人気を集めているのが、海洋博公園(本部町)にある「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」です。


○美ら海水族館
"ちゅら"とは清らかという意味の琉球弁読みで、最近は当て字で"美ら"と表記されることが多くなっています。

3匹のジンベイザメやマンタのゆうゆうと泳いでいる世界最大の水槽をはじめ、美ら海水族館にはいくつもの"世界一"と"世界初"があるそうです。のんびり心の洗濯モードで訪れてみましょう!(滞在3時間くらい見込んでおくのがお勧めです)
海洋博公園は熱帯植物園、エメラルドビーチなどたくさんの見所も備えています。旅程には十分な余裕を見ておいてくださいね!
(交通案内は、この記事の末尾を参照してください!)


○そば街道
那覇から海洋博公園への道中、バスや車は国頭の中心地である名護を通ります。
この名護、昔からおいしい沖縄そば屋さんが沢山ある事で有名です。なかでも県道84号線沿いは通称「そば街道」として知られています。

"沖縄そば"は元来、燃やした木の灰を水につけ、その上澄み液をつかって小麦粉をこねる製法がとられてきました。
手間もコストもかかる事から現在ではラーメン等で使用される"かんすい"が代わりに使われる事が多くなり、昔からの"木灰そば"は一部の店で作られているのみとなっており、那覇市内でもなかなか口にする事ができません。

「そば街道」には、この"木灰そば"を出してくれる所が比較的多く、ダシの味も多彩に富んでいます。
かつを風味が強烈(でも不思議とおいしい)店があれば、豚骨が強いお店もあるなどなど、食べ歩きにも気合いが入ります。
街道入口の"我部祖河そば(がぶそかそば) 名護店"が起点となり、終点は"きしもと食堂(本店)" となります。
「そば街道」沿いには多数(20〜30?)のそば屋さんが並んでおり、間違いなく沖縄で一番の激戦区。
3軒食べ歩いた強者オペレータもいたりします。
この機会に沖縄そば食べ歩きにチャレンジしてみてはいかがでしょうか(^^


[ちゅら海水族館 交通案内]
実際に janoggerたちが旅程に余裕がある場合ここを訪れるときの交通経路について少し紹介したいと思います。

1. レンタカーの場合
・・数人集まれば交通費的にも時間の融通さという意味でもレンタカーを借りるのがよいかもしれません。

2. バスの場合
・・・那覇市内や沖縄空港から美ら海水族館へ行くためには名護市内で一度乗換えが必要です。

(那覇〜名護)
速さの違いで2系統あります。(約100分の高速バス:111番、約130分の路線バス20番または 120番)
高速バス: 速い・リクライニングで楽なのですが、その分山間の高速道路を使うので、景色としては少々つまらないです。
路線バス: シーサイドに走る国道 449沿いのバス停をひとつずつ停車していきますので、沖縄の海を見ながらののんびり旅にはお勧めです。

ちなみに路線バスにも名護西線(系統20番、 120番)と名護東線がありますが、時間的に考えても景色的にも名護西線がよいと思われます。

(名護〜美ら海水族館)
半島の回り方の違い(今帰仁廻りの66番、渡久地廻りの65番、備瀬行きの70番)です。
名護バスターミナルから水族館へは、66番今帰仁廻り、65番渡久地廻りの中で備瀬経由のバスのみが利用できます。目的のバス停は記念公園前です。このバスは一日5,6本だけとなりますのでご注意ください
(ちなみに廻り方が違うので、記念公園前バス停も両者は異なったバス停となります)。

時間の制約があるときにはこの本数の少なさがネックとなりますが、ひとつの裏技をご紹介。
備瀬経由でない(記念公園前には行かない)65、66番のバスで、浦崎というバス停でおり、そこでタクシーを捕まえることです。浦崎にはタクシープールがあり、そこから記念公園までは1000円以内でいけるようです。もちろん帰りもバスの時刻を見ながら、水族館からタクシーで浦崎まで。浦崎を通るバスは比較的本数もあるため、この方法だと少々お金はかかりますが、逆に時間の融通性が持てるかもしれません。

なお、那覇から水族館までバスで移動する場合片道 3000円弱かかります。
バスということで小銭のご準備も忘れずに!

* 美ら海水族館アクセスマップ
* 美ら島交通ナビ (携帯からのアクセスもできるでお勧め)
* 沖縄路線バスどっとこむ

日時: 2007年01月18日 00:43|
2006年12月22日
観光! 沖縄島

今回のJANOG 19会場となる那覇市のある沖縄島(通称、沖縄本島)は、東シナ海と太平洋の間に位置する南西諸島最大の島で、南北に大きく3つの地域に分かれます。


那覇市のある南部は島尻とよばれ、琉球王国の中心地として栄えてきました。王城のあった首里、貿易港であった那覇など現在の沖縄の文化を育む地となりました。

一方で、中心地であるがために1945年4月に始まった沖縄戦では激戦地となり、狭い地域に集中した軍人・民間人が南端部へ追い詰められ行く中で、集団自決や軍人による民間人殺害など多くの悲劇が起こりました。この戦いで沖縄県民の約三分の一の方が亡くなったとも言われています。

現在、戦跡は沖縄戦跡国定公園として慰霊の地となり多くの観光客が訪れています。
また、沖縄戦でほぼ全てが失われた琉球王国の遺構は長い時間を経て再建が行われ、現在ではその多くについて往時を偲ぶことができます。


中部地域は中頭と呼ばれ、沖縄市を中心にアメリカ軍施設が集中しています。

沖縄におけるアメリカ文化の発信地でもあり、独特の刺激的な空気を持っている地域と言われています。また、沖縄音楽の一大発信地であり、沖縄市から巣立って活躍しているアーティストも多く、それに続こうとする気分が溶け込んでいる街と言われています。

街角のどこかで明日のスーパーアーティストとすれ違うかもしませんね。


北部地域は国頭と呼ばれ、山原(やんばる)といわれる森林が広がる地域です。

ヤンバルクイナなど多くの固有種を有する豊かな自然が残り、沖縄島の海岸線の一部、慶良間諸島等ともに沖縄海岸国定公園に指定されています。

リゾート観光が盛んで、沖縄らしい風景が広がる魅力に溢れた地域と言えるでしょう。


琉球文化・戦跡の「島尻」、アメリカ文化・音楽の「中頭」、リゾートの「国頭」、いろいろな顔を持つ「沖縄」があなたをお待ちしております(^^

日時: 2006年12月22日 12:00|
2006年12月05日
守礼門

沖縄の顔とも言える守礼門は、首里を東西に貫く「綾門大道」(アイジョウウフミチ)の東側にあり、正式名称は「上の綾門(ウィーヌアイジョウ)」と言います。俗に守礼門と呼ばれるのは、門の扁額に書かれた「守禮之邦」に由来しています。
今は青空に朱が映える立派な守礼門ですが、かつては高知のはりまや橋、札幌の時計台と並ぶ日本三大がっかり名所(!)の一つと言われ、国立琉球大学が現在の首里城跡にあった時代には、「受験前に守礼門を見るとがっかりして落ちる」という伝説もあったそうです (^^;。
土産物屋でお釣りにもらった二千円札には守礼門が描かれており、ちょっと感動しちゃいました!

日時: 2006年12月05日 21:00| | コメント (1)
2006年11月11日
海底遺跡?

沖縄本島から南西に500キロ、日本最西端の島、与那国島に海底遺跡(?)と言われている巨大な石があります。
この石は周囲数百メートルに及び、人工的に切り出したような跡や、人がちょうど歩くことができる通路状の隙間など、人が加工しなければできないと思われる形状を備えているため海底遺跡ではないか?と大きな話題になりました。
これら構造物には、現在はアーチ門、メインテラス、三角プール、拝所などの名前が付けられています。
遺跡か?自然現象か? 論争は続いているようですが、未知の古代文明へのロマンを探しに行ってみるのも楽しいかもしれませんね。

日時: 2006年11月11日 19:35|