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■ トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編 ■

■日時
  •1月25日 16:10 - 17:40

■スピーカー
  •伊賀野 康生 (ベライゾン ビジネス)
  •新籾 晶 (ユーテン・ネットワークス株式会社)
  •森 達哉 (NTT サービスインテグレーション基盤研究所)
  •進藤 資訓 (ファイブ・フロント株式会社)
  •大久保 修一 (さくらインターネット株式会社)
  •岡部 直 (東京電力株式会社)

■プログラムプロデューサ
  •伊賀野 康生 (ベライゾン ビジネス)

■担当PC
  •山川 哲司 (東京電力株式会社)

■ABSTRACT




通常、トラフィックデータを解析する場合、ルータやスイッチによるSampled xFlow によるトラフィック情報を元に実施するケースが多い。

Sampling Rateを上げ高精度のデータ収集を実施しようとすると、Exporterであるルータやスイッチが高負荷状態になり、サービスに悪影響を与える場合が多い。

そこで、高精度でのSamplingを実施可能なハードウェアを開発し、実運用環境に適用してみた。

そこで行った実用化に向けた工夫やアクション、得られた結果を発表すると共に、オペレーションやサービスへの寄与に関して議論したい。

また,既存のルータ・スイッチ等の sampled xFlow で得られる統計と,今回提案する non-sampled xFlow で得られる統計を実計測データを用いて比較し,sampled xFlow の限界と non-sampled xFlow の持つ可能性について議論したい.


 

■資 料
  •事後公開資料(伊賀野 康生)
  •事後公開資料(新籾 晶)
  •事後公開資料(森 達哉)
  •事後公開資料(進藤 資訓)
  •事後公開資料(大久保 修一)
  •事後公開資料(岡部 直)

■関連記事
  •「トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編」を聞く前に
  •About the Presenters

日時: 2006年10月20日 01:47|

コメント (2)
投稿者: 森 拓也 |2006年10月30日 09:46

森@住商情報システムです。

# 質問いっぱいです(^^;)

「Sampling Rateを上げ高精度のデータ収集を実施しようとすると」というのは、
1) サンプリングレートを上げる(たとえばどのくらい?)
2) 時間精度をあげる(ジッタ?)
の両方ということでしょうか?

また、ここで考えている「統計」とはどういったものでしょう?

たとえば、1msecでサンプリングをしなければならない情報というのはどういったものが考えられるでしょう?

専用ハードウェアを使う場合、既存の装置(snifferとか)との相違点は何でしょう。

投稿者: 伊賀野 康生 |2006年11月04日 11:32

本プログラムのプログラム・プロデューサのVerizon Business 伊賀野です。

ご質問、ありがとうございます。
また、回答が遅くなってしまい申し訳ありません。
今後は、JANOG19のStaffの方々にもご協力頂いて、レスポンス良く対応ができるように改善させて頂きたいと思います。

ところで、ご質問頂いた内容に関してですが、なかなか良い質問を頂いており、ガンガン説明をさせて頂きたい所ではありますが、一部、発表の内容とかぶりそうなモノもありますので、今回はチラ見せ的なご紹介になってしまう事をお許し下さい。

≪ご質問1≫
「Sampling Rateを上げ高精度のデータ収集を実施しようとすると」というのは、
1) サンプリングレートを上げる(たとえばどのくらい?)
2) 時間精度をあげる(ジッタ?)
の両方ということでしょうか?
≪回答≫
現在、行っている検証実験は1)の方に主眼を置いていますが、観測地点が増えてくると2)の精度も重要になってくると思っています。

≪ご質問2≫
また、ここで考えている「統計」とはどういったものでしょう?
≪回答≫
精度を高めるなど、情報量が増えてくると、それをどのように「人」に見せるかというところも重要になってきます。
その手段として「統計的手法」を用いたりするわけですが、具体的には「2006年版 ISPのトラフィックこんな状況です- 地域密着型アクセス系編 -」で発表させて頂いたオペレーションに必要な一般的な数値から、高精度にデータが収集できるからこそ意味のある統計的数値もあったりします。
JANOG19では、そのあたりも、具体的にご紹介できる予定ですし、皆様のご意見を頂きたい部分でもあります。

≪ご質問3≫
たとえば、1msecでサンプリングをしなければならない情報というのはどういったものが考えられるでしょう?
≪回答≫
正確な情報が必要な分野としては、オペレーションの観点からは「セキュリティ」があると思います(パケットの前後関係、間隔等の情報も重要になってくると思います)し、ビジネスの観点からは「課金」等が考えられると思っています。
ただ、それ以外にも、今回のハードウェアをベースにすれば、「こんなアプリケーションが考えられないか?」と言ったコメントや議論がJANOG19の会場で行えればと思っています。

≪ご質問4≫
専用ハードウェアを使う場合、既存の装置(snifferとか)との相違点は何でしょう
≪回答≫
動作原理としては、「sniffer」などの既存のパケットキャプチャ装置と極めて近いものですが、ISPなどでの利用を考えた場合、「データの中身は見たくない」とか、「既存の運用サポートシステムと連携したい」といった要望に答えれる点は異なっているかと思います。
他にも、既存製品で実現できていないけど欲しいモノというのはあると思いますので、こちらについても、当日はコメントを頂ければと思っています。


かなり歯痒い説明になってしまっているような気もしますが、雰囲気はご理解頂けましたでしょうか?
まだ、当日までは時間がありますので、何かあれば、コメントを頂ければ、嬉しく思いますし、それによってイマジネーションが広がり、面白く有意義なプログラムになればと思っております。

森さん、当然(?)、JANOG19に参加されますよね?
楽しみにしております。


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