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JANOG






Program

記事一覧

Opening, JANOG Update, and Closing
Lightning Talks
【発表迫る!!】これでいいのかTTL! - 短いDNS TTLのリスクを考える のご案内
「IPトレースバックとその応用」を聞く前に
「沖縄のインターネット事情」を聞く前に
沖縄のインターネット事情
「これでいいのか TTL - 短いDNS TTLのリスクを考える」を256倍楽しむには
「経路ハイジャック 〜経路奉行 meets JPIRR〜」では何が話されるか
「高速切替手法の検討(BFD for BGP編)」 を聞く前に
「トラフィック監視、管理って皆さんどうしているのでしょう? - beyond MRTG -」を聞く前に
「BGP運用 - your policy vs my policy」を聞く前に
これでいいのか TTL - 短いDNS TTLのリスクを考える
「トラフィックデータ取れるんです 」 を聞く前に
「MEDって曲者?」 を聞く前に
トラフィック監視、管理って皆さんどうしているのでしょう? - Beyond MRTG -
経路ハイジャック 〜経路奉行 meets JPIRR〜
プログラム委員募集
プログラム
MEDって曲者? 〜BGPベストパス選択の実際〜
BGP運用 - your policy vs my policy
高速切替手法の検討(BFD for BGP編)
IPトレースバックとその応用
そんなに東京さえぇのが? -大手町ブランドについて改めて考える-
トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編
聞きたいプログラムのアンケート開始
プログラム募集



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■ Program アーカイブ ■


2007年01月27日
Opening, JANOG Update, and Closing

■開会宣言
  •田島 弘隆 (JANOG19 実行委員長)
  •発表資料


■JANOG update
  •松本 智 (JANOG 運営委員)
  •発表資料


■閉会宣言
  •工藤 真吾 (JANOG19 実行委員長)
  •発表資料

日時: 2007年01月27日 09:54|
2007年01月26日
Lightning Talks

■日時
  •1月26日 PM

■JANOG発表、その後 - JANOG17からのご報告
  •豊野 剛 (日本電信電話株式会社)
  •発表資料

■Cisco Security Advisory - 24 January 2007
  •河野 美也 (Cisco Systems)
  •発表資料

日時: 2007年01月26日 23:10|
【発表迫る!!】これでいいのかTTL! - 短いDNS TTLのリスクを考える のご案内

JANOGの皆様

「これでいいのかTTL - 短いDNS TTLのリスクを考える」担当プログラム委員の
吉村です。

JANOG19本会議1日目が終わり、明日(26日)からはいよいよ後半戦となりました。

26日午前中(10:15〜11:15)に「これでいいのか TTL - 短いDNS TTLのリスクを
考える」の発表が予定されています。

DNSキャッシュサーバに嘘の情報をキャッシュさせる「DNSキャッシュポイズニン
グ」に関して、JPRSの民田さんから発表いただきます。

具体的なドメイン名をいくつか例に挙げながら、キャッシュ汚染が成功するまで
の理論的な時間を算出しつつ(えっ?あの有名ドメインが○時間で汚染可能?)、
「DNSレコードのTTLを短くすることで被るリスク」を会場の皆様と共有できればと思います。

DNSの運用に携わっている方やご自身のドメインを持っていらっしゃる方はもち
ろん、幅広い皆様にご参加いただければ幸いです。

また、事前公開資料がアップされておりますので、ちょっともうお時間がないか
もしれませんが、ぜひお目通しください。

●発表スケジュール
1/26(金) 10:15〜11:15

●事前公開資料などはこちらからどうぞ
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog19/2006/12/dnsttl.html

日時: 2007年01月26日 00:25| | コメント (3)
2007年01月19日
「IPトレースバックとその応用」を聞く前に

 xSPの大きな関心事になっているDDoSについて、JANOGではインシデントの傾向や、RTBHやuRPFなどの対策技術について、過去から継続して議論してきました。1/25 午後にある「IPトレースバックとその応用」というプログラムでは、実用化をむかえつつあるIPトレースバック技術を使った対策について紹介します。

・IPトレースバックってなに?

 皆さんご存知の通り、現在のインターネットのルーティングの仕組みでは、送信元IPアドレスが詐称されたパケットがどこからきているのか特定することができません。このためDDoSの発信源を特定するために、ルータのインターフェースごとにトラフィックを見るなど手動のオペレーションに頼っているのが現状です。
  こういった送信元IPアドレスが詐称されているIPパケットの発信源を突き止め、すぐ対策をとれるようにするのが「IPトレースバック技術」です。

・ひとつのISPの中の話なの?

 いえいえ、違います。今までのIPトレースバック技術ではひとつのASの中でどこのルータからパケットが流入しているかを特定するまでのことしかできませんでしたが、本プログラムではASを超えてISPが共同運用できる仕組みを紹介します。

・課題はいろいろありそうだけど?

 本プログラムでは、コスト面や通信の秘密などの課題を整理して、会場の皆さんと一緒に運用を考えていきたいと思います。詳細は当日のお楽しみ!

・参考 URL

 本プログラムの参考資料
  http://www.janog.gr.jp/meeting/janog19/files/Traceback_pre.pdf

上記では "IPトレースバック技術" がどのようなものかというのを簡単に解説していますので、ぜひ事前に読んでみてください。また、以下のサイトでは2002年のJANOG9に行われたDDoS対策に関する議論を見ることができます。こちらもぜひご覧ください。

 JANOG9 「迫りくる危機 〜 DDoS Attack: 理論と対策 〜」
  セッション Abstract、資料、ログはこちら

日時: 2007年01月19日 21:31|
2007年01月17日
「沖縄のインターネット事情」を聞く前に

「沖縄のインターネット事情」担当PCの鶴巻です。
初日の一発目という時間を頂いての発表となります。

さて、みなさんは沖縄というとどんなイメージをお持ちでしょうか?
白い砂浜、青い空、瑠璃色の海...といった南国のリゾートを思い
浮かべる方が多いのではないでしょうか。

先日地元の方からこんなエピソードを伺いました。
那覇空港へ発着する飛行機は、那覇近辺でかなりの低空のまま
水平飛行します。このとき天気さえ良ければ那覇市街地はもちろん
のこと、美しいリーフやリゾートビーチ、ホテルなどを一望するすること
ができ、機内では「さすが沖縄便はサービスがいいねえ」なんていう
観光客の声もちらほらと聞こえるとか。

でもこれ、サービスなんかではないのです。

実際は、高々度の空域が米軍の航空管制下にあるため、日本の
旅客機はやむなく低高度を飛行せざるを得ないのだとのこと。

インターネット技術の発展により情報の流通は飛躍的な発展を遂げ、
様々な情報を即座に検索・入手できる環境となりました。しかし上記の
例のように一般的なイメージとは別の、現場でしか聞けない生の声が
存在することもまた事実です。

本プログラムでは、沖縄のインターネットの最前線で日々業務をされて
いる、瑞慶覧 辰さん、吉浜 賢さんのお二方にスピーカとして登壇頂き、
沖縄のインターネットはどのように発展してきたのか、また現在どんな
状況でどんなことに苦労されているのか、情報流通発展の功罪、といった、
現場でしか聞くことのできない生の声をお届けします。

ミーティング出席者の多くは東京や関西圏などでお仕事をされている方
と思いますが、せっかく地方開催のこの時、普段なかなか知ることの
出来ない地域におけるインターネットについて、是非考えを巡らせて
みてください。

日時: 2007年01月17日 09:54|
2007年01月16日
沖縄のインターネット事情

■日時
  •1月25日 10:55 〜 11:25

■スピーカー
  •瑞慶覧 辰(株式会社沖縄富士通システムエンジニアリング / InfoRyukyu)
  •吉浜 賢(沖縄通信ネットワーク株式会社 / II-OKINAWA)

■担当PC
  •鶴巻 悟 (BBIX株式会社)

■ABSTRACT




今回JANOG19 Meetingの開催地である沖縄。

多くの方は観光でしかいらっしゃったことがないのではないかと思います。



本プログラムでは、沖縄のインターネットの最前線で日々業務をされている、お
二方にスピーカとして登壇頂き、沖縄のインターネットはどのように発展してき
たのか、また現在どんな状況でどんなことに苦労されているのか、情報流通発展
の功罪、といった、観光での訪問では知ることのできない、生の声をお届けします。



 

■資 料
  •事後資料 (瑞慶覧)
  •事後資料 (吉浜)

■関連記事
  •「沖縄のインターネット事情」を聞く前に
  •About the Presenters

■関連リンク
  •沖縄〜本土間の海底ケーブル(JIH)

日時: 2007年01月16日 12:15|
2007年01月11日
「これでいいのか TTL - 短いDNS TTLのリスクを考える」を256倍楽しむには

ごめんなさい、256倍は楽しめないかもしれません……が、これだけの前知識があれば、より発表内容を理解し、議論に加わりやすくなるはず!というものをご紹介したいと思います。

a) UDPの特性
b) DNSサーバの種類
c) DNS Queryのパケットフォーマット
d) DNSのTTLって具体的になに?
e) BINDってなに?

 以下、簡単にですが、各項目に触れていきます。

a) UDPの特性
これは、釈迦に説法でしょうか。あまり小難しく考えて頂く必要はなく、IPアドレスの送信元、宛先の偽造が、TCP以上に見分け辛いということさえ押さえていただければよいかと思います。

b) DNSサーバの種類
一口にDNSサーバといっても、DNSサーバには、大きくわけて、「DNS権威サーバ」と呼ばれるものと「DNSキャッシュサーバ」というものの2種類あります(兼ねているものもあります)。前者は、特定のドメインへの問い合わせに答えるサーバで、これがマスタデータを保持していることになります。後者は、自身が情報として持っていないドメインへの問い合わせを代理で行い、その返答をキャッシュとして保持。次回の問い合わせから、高速に返答することができます。みなさんがお使いのマシンには、基本的に、後者のDNSキャッシュサーバが指定されていると思います。

c) DNS Queryのパケットフォーマット
DNSのクエリには、16bitの識別子用領域が用意されていて、これをクライアント側で設定。サーバ側が返事をする際に、そのクライアントで設定された識別子を埋めて、クライアントに返します。クライアントは、この識別子が一致したことを確認して、問い合わせに対するその返答であることを認識できます。
なお、ここでいうクライアントとは、DNSクエリを投げるもの(PC等のユーザクライアントやDNSキャッシュサーバ)、サーバ側とは、それに応答するもの(DNSキャッシュサーバやDNS権威サーバ)となります。

d) DNSのTTLって具体的になに?
ルーティングにおけるTTL……とはほとんど関係なかったりします。DNSでいうところのTTLとは、DNS権威サーバから得た情報を、DNSキャッシュサーバが保持してよい、データとしての生存時間(秒)を意味します。ここでいうTTLとは、SOAにおけるTTLとは異なります。

参考
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/bind902/bind902b.html

e) そもそもBINDってなに?
ISC(Internet Systems Consortium)が提供している、おそらく世界でもっとも利用されているDNSサーバの実装です。Apacheに 1.3系と 2.x系があるように、PHPの実装に PHP4, PHP5があるように、BINDの実装にも大きくわけて BIND8系と、BIND9系があります。

日時: 2007年01月11日 13:20|
2007年01月06日
「経路ハイジャック 〜経路奉行 meets JPIRR〜」では何が話されるか

今回、「経路ハイジャック 〜経路奉行 meets JPIRR〜」の担当プログラム委員を仰せつかった前村でございます。
もう一人の担当プログラム委員は、河野美也さん。えー、今回のプログラム委員会のなかで、平均年齢最高を誇るコンビでお送りいたしております。それはさておき(この辺はさらっと流して)、、、

経路奉行に関してはJANOG18でもプレゼンテーションがありました。Telecom ISACが構築した、インターネットルーティングにおける経路ハイジャックを検知するシステムです。凄く簡単に言うと、生のBGPフルルートをIRR(インターネットルーティングレジストリ)のデータベースに突きつけて、BGPフルルートの中に異常な広告が検知された場合にそれを知らせる、というものです。

ところがこれがそう簡単に理想的には動かないんです。これが理想的に機能するためには、

  • 全インターネット上に存在する全てのBGP広告経路が手に入ること

  • IRRが完全に正しい情報を過不足なく提供すること
  • の2点が必要です。しかし、

  • BGP経路はポリシルーティングによって適宜フィルタされていて、全ての地点で一様ではない

  • 今まで経路奉行がIRRとして利用していたRADBではゴミエントリが多すぎる
  • という問題が、Telecom ISACのBGPワーキンググループが思い描いていた理想像に近づくのを拒んでいたようです。

    これらに対する解決策として、

  • 参加(BGP経路を提供する)ISPを増やす

  • IRRとしてJPIRRを採用する
  • という2つが採用されて進行中で、その状況が当日紹介される内容です。

    JPIRRはJPNICのIP事業部で、発表者の一人、吉田友哉さんを主査とするIRR専門家チームの力を借りながら運用しているもので、IPアドレスのレジストリとしてのプリフィクス情報の真正性をJPIRRに取り入れようとして取り組んでいます。また、JPIRRの事業として今後、運用技術の現場での利用と両輪となった経路制御品質の向上というのも正に一番重要な課題として位置づけていますから、前村個人としても経路奉行のアクティビティにもとても注目しています。

    経路ハイジャックの根本的な対策は、全世界のISPが顧客からBGP経路を受け取る時点で正しいもの以外を受け取らないようにフィルタすることですが、この実現はそう簡単ではありません。また、ハイジャック経路は悪意だけでなく誤設定でも起こり得ます。

    それがどれくらいの頻度か、オペレータにとって現段階でどれくらいうっとうしい問題なのか、またそれに対する効果的な対応である、経路奉行に対する接続,JPIRRに対する登録に関しても、日本をリードするルーティング運用技術者である発表者のお二人から、当日直接聞くのが一番です。また、より正確な対策のためには、より多くの方の参加が重要ですので、是非ともこのセッションを聞いて、経路奉行,JPIRRへの参加をご一考下さい。

    松崎吉伸さんによる事前資料は、こちらから

    日時: 2007年01月06日 00:43|
    2006年12月22日
    「高速切替手法の検討(BFD for BGP編)」 を聞く前に

    みなさんのeBGPピアルータって、物理的にどんな風に繋がってます?

    お互いにインターフェイスのlink downを検知・通知できれば、BGPピアダウンに
    より、瞬時に経路切替ができるんですが、実際の運用ではいかがでしょう。

    特にxSP間の接続においてIXを経由するなど、ルータ間にEtherSWがあったり、
    リンクパススルーなしのMCがあったりして、ホールドタイムでの切り替わりで
    運用してませんか?

    最近は、デイトレーダ/オンラインショッピングなどお金を扱うユーザ以外にも
    オンラインゲームユーザの裾野が広がってきて、ちょっとの回線断でもユーザ
    からお叱りを受けることが多くなりつつあります。

    この話題は、1年前のJANOG17
    http://www.janog.gr.jp/meeting/janog17/abstract.html#p13
    でも取り上げられ、高速切替え手法の一つであるBFDについて、Ciscoルータの
    動作検証結果が発表されました。

    現在はJuniperでもBFD for BGPが動作するようで、今回の発表では相互運用性の
    検証結果などが聞けそうです。

    収束時間の問題でお困りの方、本プログラムを参考にしてみてはいかがでしょう。
    当日をお楽しみに!

    ではでは。

    [参考URL]
    ▼ JANOG17 ネットワークにおける高速切替え手法の検討
    http://www.janog.gr.jp/meeting/janog17/documents/15-1_Suzuki.pdf

    ▼ BFDプロトコルの仕組み
    http://www.networkworld.jp/ipphone/-/14801.html

    ▼ BFD presentation by Juniper Networks
    http://www.ripe.net/ripe/meetings/ripe-48/presentations/ripe48-eof-bfd.pdf

    日時: 2006年12月22日 10:30|
    2006年12月19日
    「トラフィック監視、管理って皆さんどうしているのでしょう? - beyond MRTG -」を聞く前に

    1月25日午後のプログラム "トラフィック監視、管理って皆さんどうしているのでしょう?"って、次の"トラフィックデータとれるんです"と似てるなぁ、と思っている方、実は全然違うんです。

    • 帯域の監視とツール
    ネットワークを適切に運用するために、帯域監視や管理はとても重要です。このプログラムでは、帯域監視、管理と、それに利用するツールについて会場のみなさんと議論し、情報共有を目指します。"トラフィックデータとれるんです"の方は高精度なデータを取得する手法、利用に関する話題が中心のセッションです。こちらもお楽しみに!

    • Beyond MRTG ?
    トラフィック監視ツールというとMRTGを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? でも中にはMRTGで良いのか?と疑問を持ち、beyond した方もいるようです。MRTGでは何が満たされなかったのか。ここでは3人のスピーカがMRTGでは満たされなかった機能を、それぞれどのように解決したのかを紹介します。しかしそれは単なる事例です。これらをきっかけとしてトラフィック監視、管理のためのツールに必要な機能について会場のみなさんと一緒に議論していきたいと思います。

    • 全員参加型 !
    本プログラム、事前の「聞きたいプログラム投票1位」ということ、ご存知ですか?このテーマへのみなさんの関心の高さが伺えます。そして、みなさんの「思い」を伺いたくて、プログラム作成に利用させて頂くミニアンケートを実施させていただきました。沢山の方からご協力いただきどうもありがとうございました。

    beyond MRTG の先は、結局 MRTGなのか?それとも新しい出会いがあるのか!このプログラムの後に、どんな答えが待っているのでしょう。スピーカも、スタッフも今からわくわくどきどき。

    日時: 2006年12月19日 01:26|
    2006年12月14日
    「BGP運用 - your policy vs my policy」を聞く前に

    1/26 午後にある "BGP運用 - your policy vs my policy" と言うプログラムは、同日午前の "MEDって曲者?" に続き BGP (Border Gateway Protocol)に関するプログラムになっております。

    • BGP運用って?
      インターネットはインタネットサービスプロバイダ(以下ISP)がインターネットへの接続サービスを提供するために、BGP というルーティングプロトコルを使い ISP 同士で相互接続して成り立っており、各 ISP はトラフィックの制御などを BGP を使用して制御し運用されています。

    • your policy vs my policy とは?
      ISP 同士は BGP で相互接続しますが、各自の ポリシー(運用方針) を持っています。各 ISP により、ポリシーが違うことから発生する課題があり、ISP 同士が協調して解決していくことも時には必要だったりします。本プログラムでは ISP 同士のポリシーの違いから発生する課題についての話になっております。詳細は当日のお楽しみ!

    • 参考 URL

      http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/iprt03/iprt01.html

    上記では "BGP運用" がどのようなものかというのを簡単に解説してくれていますので、BGP 運用に携わってない人は読んでみてください。

    午後一番のプログラムですが、とても興味深いプログラムになっておりますので、遅れずにプログラム開始まで集まりくださいませ
    インターネットの裏側でどのようなポリシーが対立しているのか!?乞うご期待!

    日時: 2006年12月14日 10:03|
    2006年12月05日
    これでいいのか TTL - 短いDNS TTLのリスクを考える

    ■日時
      •1月26日 10:15 〜 11:15

    ■スピーカー
      •民田 雅人 (株式会社日本レジストリサービス)

    ■担当PC
      •豊野 剛 (日本電信電話株式会社)
      •吉村 知夏 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)

    ■ABSTRACT




    DNSプロトコルには誕生日攻撃の危険性が潜んでいることは,以前から広く知られています(注1).

    また,DNSのキャッシュの影響を避けるために,短いTTLでDNSを運用するサイトが増えつつあります.
    しかしながら最近になって,短いTTLでのDNS運用は誕生日攻撃の危険性を飛躍的に高めてしまうことが理解されてきました.
    本発表ではDNSのTTLを短く設定することのリスクについて解説し,参加者の皆様とその是非について考えていきます.特にDNSを利用したロードバランサやCDNの関係者からの意見を期待しています.

    (注1) http://www.kb.cert.org/vuls/id/457875 (初出 2002年11月)


     

    ■資料
      •事後公開資料

    ■関連記事
      •このネタを256倍楽しむには
      •About the Presenter

    ■関連リンク
      •Measures to prevent DNS spoofing (ID) draft-hubert-dns-anti-spoofing-00.txt
      •InternetWeek2006 DNS DAY "DNSプロトコルの落とし穴"

    日時: 2006年12月05日 10:00|
    2006年12月04日
    「トラフィックデータ取れるんです 」 を聞く前に

    最近、xSP ネットワーク運用者の中でホットな話題の1つだったりする xFlow (NetFlow とか sFlow などの Flow テクノロジの総称とします) ですが、1/26 の午後にある "トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編" では、どのような発表内容になるのでしょうか。

    http://www.janog.gr.jp/meeting/janog19/2006/10/post_25.html

    発表概要を見ると、sampled xFlow と non-sampled xFlow と言う言葉が出てきますが。。。


    • いったい sampled / non-sampled って?

     もし、トラフィック観測をしたい部分に流れる全パケットの xFlow データを取得しようとする場合、エクスポータと呼ばれる xFlow データを出力するネットワーク機器 (ルータとかスイッチとか) の高負荷や、コレクターと呼ばれる xFlow データを収集する装置の高負荷の問題が発生します。

     そこで、上記にある問題の一般的な解決策のひとつとして、全パケットのうちの "何分の1" を部分的に抽出してデータ取得をすると言う手法があり、その手法をサンプリングと言います。

     で、そのサンプリングをした xFlow データ取得を sampled xFlow と呼び、サンプリングをしない xFlow データ取得を non-sampled xFlow と呼んでいます。
     
     
     
     この発表では、実行する事がなかなか難しい non-sampled xFlow を実際にやってみた結果を見る事が出来るのではないでしょうか。

     とにかく、一番最初にも書きましたが、現在、いろいろなところで、この xFlow の事は議論されています。


    前回の JANOG18 では、地方 ISP のトラフィック分析ネタがありました。

    http://www.janog.gr.jp/meeting/janog18/program-abstract.html#P6

    IRS Workshop でも、xFlow の今後の動向に関する発表がありました。

    http://www.bugest.net/irs/docs_20060922/

    今年の Internet Week 2006 では、xFlow Operators' BoF が開かれます。

    https://internetweek.smartseminar.jp/public/session/view/46


    上のリンクをたどると現在の xFlow についての予習が出来ますので、事前知識のしこみ場所としてはとても有効ではないでしょうか。

    当日をお楽しみに!

    ではでは。

    日時: 2006年12月04日 00:44|
    2006年11月30日
    「MEDって曲者?」 を聞く前に

    1/26 の午前中にある "MEDって曲者? 〜BGPベストパス選択の実際〜" と言うプログラムは、BGP のパス選択の属性の1つである MED の運用にフォーカスをあてたプログラムになっています。

    MED と言われても BGP のオペレーションをしている方以外はあまり知らない事柄なのかなと思いましたので、予習をしておきたい方に向けて、事前に知っておいたほうが良いポイントをいくつかあげておこうと思います。

    • そもそも、BGP って?

      簡単に書くと AS 間の経路交換をする為に作られたルーティングプロトコルです。

    • どうやって経路を決めているの? (BGP 経路選択アルゴリズム)

      1つのあて先 AS に到達をする為の経路が複数ある場合、BGP が最適経路を選択する為に、いくつかのパス属性値 (最適経路を判断する為の比較数値) を順番に比較していくのですが、その経路選択のプロセスを BGP 経路選択アルゴリズムと言います。 (ただし、ルータベンダによって違いがあるので、要注意だったりします)

    • その MED って?

      上記にある最適経路を決める為の比較数値のひとつに MED と言うものがあります。
      MED の値は、自 AS と隣接をしている AS との間に複数の経路がある環境において、経路の優先順位をつける時に有効になる値です。


    • 参考 URL

      http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rensai/iprt02/iprt01.html
      http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/tac/459/25-j.html

    上記の事をだいたい知っておく事で、当日の発表の理解度も増すと思います。

    「MEDって曲者?」 の発表では、BGP オペレータが日常的に苦労をしている事を共有し、問題点を把握する事で今後の業務を改善するにはどうしたら良いのか?と言う議論になる予定です。

    当日をお楽しみに!

    ではでは。

    日時: 2006年11月30日 01:48|
    2006年11月29日
    トラフィック監視、管理って皆さんどうしているのでしょう? - Beyond MRTG -

    ■日時
      •1月25日 14:30 〜 15:45

    ■スピーカ
      •樽井 行保 (インターネットマルチフィード株式会社)
      •三ツ木 絹子 (メディアエクスチェンジ株式会社)
      •波多 浩昭 (株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ)

    ■プログラムプロデューサ/担当PC
      •松川 良樹 (NEC)
      •三ツ木 絹子 (メディアエクスチェンジ株式会社)

    ■ABSTRACT




    「ネットワークの監視、管理」となると様々な監視、管理対象、目的、そして、それぞれにツールが存在します。

    単純に「ネットワークの監視、管理」をテーマとすると知りたいことは多いものの範囲が非常に広いため、今回は「トラフィック監視、管理とツール」にターゲットを絞ってみました。

    昨今、帯域をトコトン消費するアプリケーションが次々と現れ、一方、遅延、廃棄に弱いアプリケーションがあったり、さらにはDOSアタックがあり、品質確保、課金等のためにトラフィック監視はますます重要になってきています。

    そこで、トラフィック監視、管理に関して、

  • トラフィック監視をするためのツールとは?
      - フリーツール
      - 市販製品
      - 上記のカスタマイズ、自作
  • 前はMRTGがメジャーだったけど、今も?、やっぱり?
  • こんな風に使うと便利
  • 今のツールではこの辺が問題!
  • ツールと業務の位置づけとは?

    このような内容の事例紹介と議論を通して、今後の皆様の業務に役立つトラフィック監視、管理に関する情報共有ができればと思っています。そして、これを通して、新たな改善、技術開発ネタが生まれれば十二分に目的に達したと言えるでしょう。


    -- 「聞きたいプログラム」応募時の原稿 --


    今まではMRTG(がほとんど?)などのフリーソフトを用いてトラフィック監視やUNIXでデフォルトでもっているsyslogデーモンでsyslog収集、さらにはNetflowを収集されたりしていたと思います。

    最近は市販の監視ソフトが充実してきたように思えます。近年、諸般の事情でxxxを監視したい!とトラフィックを細かく監視したいという話を聞きます。

    安定、安心、便利な「監視」について

    「リッチにこのように便利にやっている。」

    「フリーソフトとスクリプトを組み合わせて銭金監視生活。」

    「これからこんな風にしてみたい」など、

    監視トピックスを聴いてみたいです。


     

  • ■資 料
      •発表資料 (松川-プログラムプロデューサとしての想い)
      •発表資料 (全体-序章)
      •発表資料 (樽井)
      •発表資料 (三ツ木)
      •発表資料 (波多)
      •発表資料 (全体-まとめ)

    ■アンケート集計結果
      •トラフィック監視ツールに関するアンケート結果
      (ご協力ありがとうございました。)


    ■関連記事
      •「トラフィック監視、管理って皆さんどうしているのでしょう?」を聞く前に
      •About the Presenters

    日時: 2006年11月29日 23:54|
    経路ハイジャック 〜経路奉行 meets JPIRR〜

    ■日時
      •1月26日 9:30 〜 10:15

    ■スピーカー
      •吉田 友哉 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
      •松崎 吉伸 (株式会社インターネットイニシアティブ)

    ■担当PC
      •河野 美也 (Cisco Systems)
      •前村 昌紀 (JPNIC)

    ■ABSTRACT




    現在テレコムアイザックでは、前回のJANOGの発表で少しお披露目させていただいた「経路奉行」という名の経路検知システムを運用しており、複数の通信事業者やISPと連携し、不正な経路情報の検知を行いその情報の共有化を実施している。



    一方、IRRのデータベースを利用して経路情報の正当性検証を行い不正な経路情報を検知し、経路情報とIRR情報の整合性具合に応じて経路を受信拒否したり、あるいは受信後に正常な状態に戻るような回復の仕組みを実装したルータの開発をNICT委託研究の枠組みで実施した。



    今回のJANOGの発表では、既存の経路奉行の検知システムの状況について、その全貌およびどういった経路が実際に検出されているのかを明らかにするとともに、開発したルータを利用した検知システムについて、その実験結果をみなさんにお披露目する。また今後の展開として、現在JPNICが正式にサービスとして提供しているJPIRRのユーザを対象に、希望する方にはこの検知システムにて検知し、通知するような仕組みを提供していきたいと考えており、今後JPNIC内のレジストリ情報と連動していくJPIRR情報を元に、広く日本を中心とした経路検知システムとしての展開を図っていきたいと考えており、その方向性を示す。


     

    ■資 料
      •事後資料

    ■関連記事
      •「経路ハイジャック 〜経路奉行 meets JPIRR〜」では何が話されるか
      •About the Presenters

    日時: 2006年11月29日 22:07|
    2006年10月20日
    プログラム委員募集

    JANOGの皆様

    JANOG19 実行委員の樽井行保と申します。

    先般、募集したプログラム、および聞きたいプログラムのアンケート結果より
    JANOG19での発表プログラムを選考しました。(既に JANOG WEBSITE にて一覧を
    ご参照いただけます。)

    ただ今より、以下の通り、各プログラムの発表者と一緒に発表作りに協力して
    いただく「プログラム委員」を募集します。

    ご応募、お待ちしています。

    ----------------------------------------------------------------------
    JANOG19 Program Committee
    2006年10月20日

     下記の要領でJANOG19のプログラム委員(以下、PC と言う)を募集します。
    奮ってご応募下さい。

    ◆JANOG19 ミーティングのプログラムの作り方
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     - 検討委員会にて発表プログラムを選考しました。

       ・発表者(スピーカ)が決まったプログラム    .. 6件
       ・プログラムプロデューサが決まったプログラム .. 3件

     - これから来年1月のミーティング当日まで各プログラムの発表者と担当の
      PCが協力してプログラムを作り上げていきます。

      ** 今回はこの "PC" を募集します。**


    ◆PC って何?
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     - PC とは Program Committee の略です。
      担当するプログラムの作成に責任を持って対応する人、とご理解ください。

     - 各プログラムのスピーカ、プログラムプロデューサと議論し、発表内容を
      工夫し、興味深いプログラムに仕上げていくことが主な仕事です。

     - 準備段階からプログラムに関わることで、JANOG19 ミーティング当日だけ
      ではなかなか聞けない裏情報?も入手できたり、ミーティングそのものを
      より楽しめること請け合いです。


    ◆応募条件
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     - プログラムを完成させる熱意、やる気をお持ちの方。 (最重要。)

     - 採用されたプログラムのabstractをご確認の上、自分の視点でプログラム
      を組み立て、アレンジしてみたい人。

      * 過去のJANOGスタッフの経験の有無は問いません。


    ◆募集枠
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     - 次の通り各プログラム毎にPCを募集します。

       ・スピーカが決まったプログラム  .. (最大)2名。
       ・プログラムプロデューサが決まったプログラム  .. 1名。

     - PCを募集するプログラムの仮題:

    ◎ スピーカ (6件)

      No.1 IPトレースバックの実証実験について
      No.2 DNSレコードを短いTTLで設定することのリスク
      No.3 高速切替手法の検討
      No.4 JPIRR情報と連携した自動経路検知・回復システム
      No.5 BGP運用 - your policy vs my policy
      No.6 BGPベストパス選択の実際

    ◎ プログラムプロデューサ (3件)

      No.1 トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編
      No.2 トラフィック監視や装置監視って皆さんどうしているのでしょう。
      No.3 そんなに東京さえぇのが? -大手町ブランドについて改めて考える-

     - 各プログラムの abstract は以下のURLよりご確認ください。
    http://www.janog.gr.jp/meeting/janog19/2006/10/post_23.html


    ◆応募方法
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     program-19@janog.gr.jp 宛にご応募ください。その際、以下の項目について
     ご連絡下さい。

        - お名前/所属
        - 連絡先メールアドレス

        - ご希望のプログラム
           + A, スピーカ(6件)の中から1つ選択 (必須)
           + B, 全プログラムから選択 (任意)

        - プログラムをどのように仕上げていきたいか
         (書式自由/但し10-20行程度)

    ◆応募締め切り
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       2006年11月2日(木) 23:59 JST


    ◆選考方法
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ご応募いただいた内容を元に、プログラム検討委員と各プログラム発表者
       にて選考を行います。


    ◆採否通知
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       応募の採否結果は 2006年11月7日(火) 以降、応募者宛に電子メールで
       通知する予定です。


    ◆第1回 PCミーティング
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       全プログラムのスピーカとPCが集まり、face-to-face でプログラムの
       内容を検討する予定です。(2,3回、実施する予定です。)
       第1回目を 11/10(金) 19時〜 東京(神保町) で開催します。
       PCとして採用させていただいた場合にはぜひ出席して下さいますよう、
       予め、スケジュール調整をお願いします。
       遠隔地の方はskypeや電話会議等などによる出席も検討します。

     このお知らせの転載は内容を変更しない限り自由とします。

    JANOG19 プログラム委員長
    川島 正伸 <NECアクセステクニカ株式会社>
    樽井 行保 <インターネットマルチフィード株式会社>

    JANOG19 実行委員長
    工藤 真吾 <ソフトバンクテレコム株式会社>
    田島 弘隆 <株式会社ネットマークス>

    JANOG19公開Web: http://www.janog.gr.jp/meeting/janog19/
    JANOG Web: http://www.janog.gr.jp/

    ----------------------------------------------------------------------
    ご応募内容に含まれる個人情報は、JANOG19 プログラム作成の目的で使用しま
    す。JANOG の個人情報取扱いポリシー全般については、以下のURLをご参照下
    さい。
    また、ご応募された時点で、下記の内容について同意頂いたものとします。
    http://www.janog.gr.jp/doc/janog-comment/jc8.txt
    ----------------------------------------------------------------------

    以上。

    日時: 2006年10月20日 16:21|
    プログラム

    JANOG19 Meeting のプログラムが決定しました。
    プログラムをクリックすると内容が表示されます。

    日時 プログラム
    1日目 1月25日
    AM(本会議前) new comer orientation
    AM 開会宣言、オープニング、会場諸注意
    JANOG Update
    (仮)沖縄発の地域色プログラム
    高速切替手法の検討(BFD for BGP編)
    PM IPトレースバックの実証実験について
    トラフィック監視や装置監視って皆さんどうしているのでしょう。
    トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編
    2日目 1月26日
    AM JPIRR情報と連携した自動経路検知・回復システム(仮)
    これでいいのか TTL - 短いDNS TTLのリスクを考える
    PM MEDって曲者? 〜BGPベストパス選択の実際〜
    BGP運用 - your policy vs my policy
    そんなに東京さえぇのが? -大手町ブランドについて改めて考える-
    閉会宣言
    日時: 2006年10月20日 03:00|
    MEDって曲者? 〜BGPベストパス選択の実際〜

    ■日時
      •1月26日 11:15 〜 12:00

    ■スピーカー
      •堀 優 (株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ)

    ■担当PC
      •河野 美也 (Cisco Systems)
      •東村 誉 (株式会社ブロードバンドタワー)

    ■ABSTRACT




    AS内のすべてのBGPスピーカで、同一のベストパス選択アルゴリズムを使用しないと、ルーティングループが発生する可能性があることは、よく知られていることと思います。



    しかしながら、同一ベンダー/同一BGPベストパス選択アルゴリズムを使用した場合は、ルーティングループを起こす可能性がないかというと、現実には違います。



    例としてCisco社のルータでは、デフォルトのBGPベストパス選択アルゴリズムの動作を正確に理解しないままNWを設計/構築してしまうと、隣接ASの差異によってベストパスかどうかの評価をしたり/しなかったりするMED属性が起因して、ルーティングループを引き起こすことがあります。



    このデフォルトのBGPベストパス選択アルゴリズムの動作から、MED値の評価の方法を変更する"bgp deterministic-med"や、"bgp always-compare-med"を、同一AS内のすべてのBGPスピーカで有効にした場合は、ルーティングループの発生を防ぐことが出来ますが、それらのコマンドを有効にした場合の挙動は、BGP運用者/設計者が求めるASのポリシーを適切に反映しているものでしょうか?



    実際に現場で発生したルーティングループの事象と、それを解消させるまでの経緯を、BGP運用者が意図していた動作に対して、実際の機器の振舞がどうだったかを本プログラムで紹介するとともに、BGPベストパス選択アルゴリズムの理想と現実について、BGP運用者/実装者等の間で議論したいと思います。


     

    ■資 料
      •事後資料

    ■関連記事
      •「MEDって曲者?」 を聞く前に
      •About the Presenters

    日時: 2006年10月20日 02:11|
    BGP運用 - your policy vs my policy

    ■日時
      •1月26日 13:45 〜 14:45

    ■スピーカー
      •松崎 吉伸 (株式会社インターネットイニシアティブ)

    ■担当PC
      •東村 誉(株式会社ブロードバンドタワー)
      •大久保 修一(さくらインターネット株式会社)

    ■ABSTRACT




    ASの相互接続では、ピアやトランジットなどいくつかの形態があるが、それぞれの組織にお互いの思惑があり、相互接続点ではお互いのポリシの実装が意図しない経路制御を招く場合もある。

    このセッションでは、その様な事例を共有するとともに、経路制御を行なう前に確認する事、関係するASが協調して調整しなければならない事を発表したい。


     

    ■資 料
      •事後資料

    ■関連記事
      •「BGP運用 - your policy vs my policy」を聞く前に
      •About the Presenter

    日時: 2006年10月20日 02:09|
    高速切替手法の検討(BFD for BGP編)

    ■日時
      •1月25日 11:25 〜 12:10

    ■スピーカー
      •鈴木 昭徳 (エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)

    ■担当PC
      •大久保 修一 (さくらインターネット株式会社)
      •山川 哲司 (東京電力株式会社)

    ■ABSTRACT




    JANOG17(仙台)で、「インターネットにおける高速切替手法の検討」というお題で、BGPのKeepalive60秒って長く無いでしょうか?という切り口で、BGPのKeepaliveを極端に短くした場合と、BFDを用いてどれぐらいまで、高速に切り替えることが可能かを検証結果に基づき発表しました。その時は、CiscoルータのBFDしか実装されていなかったが、現在Juniperルータでも実装がされつつあますので、双方のインターオペーラビリティなどについて、発表したい。

    また、現在実際のグローバルASを用いての実験を行う予定であり、スケジュール的に間に合えば、その結果も踏まえて、お話したい。


     

    ■資 料
      •事後公開資料

    ■関連記事
      •「高速切替手法の検討(BFD for BGP編)」を聞く前に
      •About the Presenter

    日時: 2006年10月20日 02:05|
    IPトレースバックとその応用

    ■日時
      •1月25日 13:45 〜 14:30

    ■スピーカー
      •門林 雄基 (奈良先端科学技術大学院大学)
      •許 先明 (株式会社ブロードバンドセキュリティ)

    ■担当PC
      •宮永 直樹 (NEC)
      •津島 雅彦 (IBM)

    ■ABSTRACT




    ソースアドレスが詐称された攻撃の発信源を探査する技術「IPトレースバック」 が実用化をむかえている。本発表では奈良先端大で開発したIPトレースバック技術を使った実証実験について報告する。

    さらに、オペレータからみたIPトレースバックの可能性、課題、法的側面からみた課題などについて、これまで明らかになっていることについて整理し、JANOG での議論の礎としたい。


     

    ■資 料
    発表資料

    ■関連リンク
      •「IPトレースバックとその応用」を聞く前に
      •About the Presenters

    日時: 2006年10月20日 01:58|
    そんなに東京さえぇのが? -大手町ブランドについて改めて考える-

    ■日時
      •1月26日 15:10 〜 16:40

    ■パネルチェア
      •許 先明 (株式会社ブロードバンドセキュリティ)

    ■パネリスト
      •菊池 豊 (高知工科大学)
      •近藤 邦昭 (まほろば工房)
      •仲西 亮子 (MKIネットワーク・ソリューションズ株式会社)
      •民田雅人 (株式会社日本レジストリサービス)

    ■プログラムプロデューサ/担当PC
      •今井 祐二 (株式会社富士通研究所)
      •仲西 亮子 (MKIネットワーク・ソリューションズ株式会社)

    ■ABSTRACT




    地域IXとかBayArea, 渋谷、池袋と結構分散してきているけど、やっぱりお客様は「大手町」とおっしゃる。

    ので、大手町から近いラックから埋まっていく。(と伝聞する。)
    で、実際のところどうなんだろう?

    人材、首都圏集中って言われているけど、やっぱそうなの?
    耐えられるのか変電所?Google新センターはダムの横って本当?
    意味無く「大手町」にこだわるお客をなだめすかすトーク集。
    そうはいっても大手町な理由ベスト5。

    本当のところ、地震・ミサイル、どうなんでしょう?自信ありますか?
    などなど。


     

    ■資 料
      •事後公開資料
      •事前検討資料 (マインドマップ)

    ■関連記事
      •About the Presenters

    日時: 2006年10月20日 01:56|
    トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編

    ■日時
      •1月25日 16:10 - 17:40

    ■スピーカー
      •伊賀野 康生 (ベライゾン ビジネス)
      •新籾 晶 (ユーテン・ネットワークス株式会社)
      •森 達哉 (NTT サービスインテグレーション基盤研究所)
      •進藤 資訓 (ファイブ・フロント株式会社)
      •大久保 修一 (さくらインターネット株式会社)
      •岡部 直 (東京電力株式会社)

    ■プログラムプロデューサ
      •伊賀野 康生 (ベライゾン ビジネス)

    ■担当PC
      •山川 哲司 (東京電力株式会社)

    ■ABSTRACT




    通常、トラフィックデータを解析する場合、ルータやスイッチによるSampled xFlow によるトラフィック情報を元に実施するケースが多い。

    Sampling Rateを上げ高精度のデータ収集を実施しようとすると、Exporterであるルータやスイッチが高負荷状態になり、サービスに悪影響を与える場合が多い。

    そこで、高精度でのSamplingを実施可能なハードウェアを開発し、実運用環境に適用してみた。

    そこで行った実用化に向けた工夫やアクション、得られた結果を発表すると共に、オペレーションやサービスへの寄与に関して議論したい。

    また,既存のルータ・スイッチ等の sampled xFlow で得られる統計と,今回提案する non-sampled xFlow で得られる統計を実計測データを用いて比較し,sampled xFlow の限界と non-sampled xFlow の持つ可能性について議論したい.


     

    ■資 料
      •事後公開資料(伊賀野 康生)
      •事後公開資料(新籾 晶)
      •事後公開資料(森 達哉)
      •事後公開資料(進藤 資訓)
      •事後公開資料(大久保 修一)
      •事後公開資料(岡部 直)

    ■関連記事
      •「トラフィックデータ取れるんです - 高精度データ収集編」を聞く前に
      •About the Presenters

    日時: 2006年10月20日 01:47| | コメント (2)
    2006年09月22日
    聞きたいプログラムのアンケート開始
                                                 JANOG19 Program Committee
                                                            2006年 9月22日
    
    

    JANOG19 聞きたいプログラムのアンケート開始


    JANOG19実行委員 PC Chairの川島です。

    以下、JANOG19ミーティングで聞きたいと思うプログラムのアンケート開始
    についてアナウンスさせていただきます。


    ◆聞きたいプログラムのアンケート -------------------------------------

     今回、JANOG19の新たな試みとして、通常の発表応募の他にJANOGメンバーが
    最も聞いてみたい発表内容を公募した上でプログラムを1つ作れないかを検討
    しています。

     まず、プログラム案をアンケートにて募集した後、応募されたプログラム案
    の中から最も興味のある企画に投票していただき、選考するプロセスを考えて
    います。

     アンケートの収集状況および内容検討の結果、JANOG19ミーティングでの
    プログラム化に至らない可能性もございますのであらかじめご了承下さい。


    ◆アンケート受付ページ -----------------------------------------------

    http://www.janog.gr.jp/cgi-bin/janog19/enquate/


    ◆アンケートの利用目的について ---------------------------------------

     本アンケート結果はプログラム委員会でプログラム検討の際に資料として
    のみ使用します。こちらのアンケート結果から最も投票数の多かったプログラム
    案をJANOG19ミーティングのプログラムとして採用させて頂く予定です。

     内容の詳細をお伺いする為に後日、プログラム委員から連絡させていただく
    場合がございますので、お名前と所属、メールアドレスをご入力ください。

     ※聞きたいプログラム案への投票時には、お名前、所属、メールアドレスは
      公開致しませんのでご安心ください。


    ◆情報の利用範囲 -----------------------------------------------------

     上記目的以外の使用は一切いたしません


    ◆アンケート締切日 ---------------------------------------------------

     2006年10月2日(月)


    ◆聞きたいプログラム案への投票期間 -----------------------------------

     2006年10月3日(火)〜10月10日(火)
     ※投票ページについては、別途アナウンスさせていただきます。

    以 上

    JANOG19 プログラム委員長
    樽井 行保 <インターネットマルチフィード株式会社>
    川島 正伸 <NECアクセステクニカ株式会社>

    JANOG19 実行委員長
    工藤 真吾 <日本テレコム株式会社>
    田島 弘隆 <株式会社ネットマークス>

    JANOG19公開Web: http://www.janog.gr.jp/meeting/janog19/
    JANOG Web: http://www.janog.gr.jp/

    ----------------------------------------------------------------------
    応募内容に含まれる個人情報は、JANOG19プログラム作成の目的で使用します。
    JANOGの個人情報取扱いポリシー全般については、以下のURLをご参照下さい。
    また、ご応募された時点で、下記の内容について同意頂いたものとします。
    http://www.janog.gr.jp/doc/janog-comment/jc8.txt
    ----------------------------------------------------------------------

    日時: 2006年09月22日 02:07|
    2006年09月21日
    プログラム募集
                                                 JANOG19 Program Committee
                                                            2006年 9月21日
    
    

    JANOG19 プログラム募集のお知らせ


    JANOG19実行委員 PC Chairの川島です。

    JANOG(日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ、以下 JANOG)は
    JANOG19ミーティングを2007年1月25日(木)〜26日(金)の日程で、沖縄県那覇市
    の沖縄ハーバービューホテルにて開催致します。

    ミーティングのプログラムを下記の要領にて募集しますので奮ってご応募
    下さい。


    ◆募集概要 -----------------------------------------------------------

     ■「プログラムプロデューサ」としてのプログラム応募
      あるテーマについて自分には知識はないけれど、知っている人を集めて
      発表を『プロデュース』したい、議論を盛り上げてみたいといった思い、
      熱意、やる気のある方を募集します。スタッフ未経験者、大歓迎です!
      スピーカの検討はJANOG19スタッフがサポートしますのでご安心ください。

      募集の条件は下記となります。

       - プログラムを完成させる熱意、やる気をお持ちの方

       - 実現したいプログラムの内容、テーマのイメージをお持ちの方

       - 別途募集する担当PCと協調し、より良いプログラム完成を目指して
        頂ける方


     ■「スピーカ」としてのプログラム応募
      普段から疑問に思っている事や困っている事、伝えたい事などを
      ミーティングの場で発表し、またコミュニティと議論して頂ける方を
      募集します。
      特に制限や統一テーマなどはありませんが、発表内容はインターネット技術
      やネットワーク運用に関連するものとさせて頂きます。
      少し先を見据えた夢のあるテーマも歓迎です!

      募集の条件は下記となります。

       - プログラムを発表する熱意、やる気をお持ちの方

       - 別途募集する担当PCと協調し、より良いプログラム完成を目指して
        頂ける方


    ◆応募に関する注意事項 -----------------------------------------------

     以下の点についてあらかじめご了承頂けますようお願い致します。

      ※ご応募頂いたプログラムの担当PC(プログラム委員)を別途募集します。
       (担当PCは、プログラムプロデューサまたはスピーカをサポートします。)
       この際、JANOG19 Webやjanog@janogで題名、abstractを公開させて
       いただきます。
       また、万が一担当PC希望者がいなかった場合は、JANOG19ミーティング
       での発表を見あわさせて頂く場合があります。

      ※より良いプログラム実現のため、JANOG19 Staffとの議論の結果、
       ご応募時に想定されていた内容、発表形式などから変更が発生する
       可能性があります。


    ◆採用方法 -----------------------------------------------------------

     ご応募頂いた内容を元に、プログラム委員会にて個別に面談を行わせて
     いただき、選考者を決定します。

     ※個別の面談は2006年10月13日および10月16日に東京で開催する予定です。
      遠隔地の方や出張等で参加が難しい場合は、TV会議等の別の手段を検討
      致します。(都合がつかない場合は別日程を検討致します。)


    ◆応募方法 -----------------------------------------------------------

     cfp@janog.gr.jp宛にご応募下さい。
     応募時に、以下の項目についてご連絡下さい。

     - プログラムプロデューサ / スピーカ のどちらを希望されるか
     - 氏名
     - 連絡先メールアドレス
     - 応募の動機、思い、自己紹介等(書式自由)
     - 発表内容の題名(仮題で結構です)
     - 発表内容の分かる形でのabstract(書式自由)
     - 発表テーマについて活発に議論をしたい点
     - 発表内容の説明資料 (※必須ではありません)
     - 希望する発表時間や発表形式(単独/パネルセッションなど)


    ◆応募締め切り -------------------------------------------------------

      2006年10月10日(火) 23:59 JST


    ◆採否通知 -----------------------------------------------------------

     選考の結果は個別の面談終了後、プログラム委員会にて検討の上、
     2006年10月18日(水)以降に応募者宛に直接電子メールにて通知致します。
     なお、通知日は多少前後することがありますのであらかじめ御了承下さい。

     ※プログラムプロデューサとして採用された方は、10/20(金)19:00頃から
      都内にてスタッフミーティングを行いますので可能であればご出席下さい。


    ◆発表に関する注意事項 -----------------------------------------------

    「JApan Network Operators' Group Policy」
    http://www.janog.gr.jp/ftp/pub/janog-comment/jc1.txt に基づき、
    営業活動を目的とした発表はご遠慮願います。
    また、同ポリシーに基づき、発表は参加者の理解を深めるため日本語を
    基本と致します。英語等の日本語以外での発表の場合には、発表者側で
    日本語への通訳をつけて頂くことを前提と致します。

    この知らせの転載は内容を変更しない限り自由とします。
    周りの方にお知らせになりたい場合、事前にJANOGより許諾を受ける必要は
    ありません。

    以 上


    JANOG19 プログラム委員長
    樽井 行保 <インターネットマルチフィード株式会社>
    川島 正伸 <NECアクセステクニカ株式会社>

    JANOG19 実行委員長
    工藤 真吾 <日本テレコム株式会社>
    田島 弘隆 <株式会社ネットマークス>

    JANOG19公開Web: http://www.janog.gr.jp/meeting/janog19/
    JANOG Web: http://www.janog.gr.jp/

    ----------------------------------------------------------------------
    応募内容に含まれる個人情報は、JANOG19プログラム作成の目的で使用します。
    JANOGの個人情報取扱いポリシー全般については、以下のURLをご参照下さい。
    また、ご応募された時点で、下記の内容について同意頂いたものとします。
    http://www.janog.gr.jp/doc/janog-comment/jc8.txt
    ----------------------------------------------------------------------

    日時: 2006年09月21日 19:28|